質問者:ハイル禅師 死後四十九日間を終えると直接霊界に
入るのでしょうか?
私:基本的には死後四十九日が過ぎると直接霊界に行くの
ではなく約三十年間は「天の八衢」と呼ばれる幽界で
生活する事になります
この幽界は現実界との交流も認められており
お盆や彼岸及び年忌供養の際は親族と交流が出来ます
即ち供物を与えられたり供養をしてもらう事が出来る訳です
この幽界での三十年間はそれ以降続く本当の霊界生活の為
の準備期間とも言える
この三十年間は猶予の期間と呼ばれており
生前の罪を悔い改め改心すれば罪が軽減されます
つまり本来なら地獄行きの人でも
中有界あたりに行くことが許される訳で
執行猶予中の生活と言えると思います
また三十年間の天の八衢生活は「三途の川」を渡ってから
始まり ほとりには小屋があり脱衣婆と呼ばれる人に白装束に
着替えさせられるのです
着替えが終わると川を歩いて渡りますが
この川とは裁きの川であり生前善徳を積んだ人は紫・
罪深い人は赤黒い色などに白装束が変わるのであります
また三途の川とは緩やかな流れ・速い流れ・急流で深く
渡りにくい流れの三種類の意味なのであり
罪の重さは潜在意識の記憶で判別されるのであります
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