質問者:ハイル禅師 人間は常に幸不幸が隣り合わせ
になっているのでしょうか?
私:人間生活の上で最も重要なのが「幸運」の要素であります
幸運な人は長い寿命の中で充実した安心ある人生を送る事が
出来るからです
人は生まれた瞬間から運が必要であり酷い父親・母親の
子供で生まれた時点で殺害される事もある
運(幸運)の素とはその人自身が持っている「徳分」になり
この徳が多い人ほど豊かで幸運であり幸福な人生を歩む事
が出来るのです
ただ過去世で巨大な功徳を積んだ人は一生涯安泰だが
少しの功徳を積んだ人などは人生の途中で徳が切れると
暗雲が立ち込めて病気やリストラなどが襲い家庭が崩壊する
事もあります
例えば月給50万円の人がローンで戸建てを購入したが
突然会社側からリストラされて再就職後は20万円になり
現状を維持できないローン破綻した人なども該当します
人生の中で幸運の要素が切れると墜落する飛行機のように
生活も落ちる為 人は誰しも徳を積み続ける必要がある訳です
ただし人は徳が切れるだけではなく劫と霊障が多い人は
「泣きっ面に蜂」のようにさらなる酷い不幸に見舞われます
不確定要素が多い人生において開運の為の有力な手段が
神縁を持つ事であり神縁が無い場合は大きな善徳を積まないと
霊的債務の催促がその人の悪因縁に見合った形で不幸などが
具現化(顕在化)していくのであります