なぜ徳積みが人生に於いて必要であると 熱心に説かれるのか

質問者：ハイル禅師　なぜ徳積みが人生に於いて必要であると
貴殿は熱心に説かれるのでしょうか？

私：本質的な人間の運の根源はその人が無形に蓄えている
「徳分」の質量に関係するからであります

例えば運が悪ければ自身に全く過失が無くても
交通事故に巻き込まれたり暴漢に襲われたり
熊などに襲撃されて命を失う事もあります

上記のような不幸現象は突然の如くやって来ますが
色々死亡者の運気を正確に調べてみると
当人の劫が重く厄年や殺界期の影響があるなど
妙にいくつか符合する事が多く有ります

人間は生まれながら前世の霊的借金も相応に抱えていますが
目には見えない為　多くの人はこの霊的債務を無視して
普通に働いて貯金していけば老後は安泰だと考えます

常日頃から働き者で粗食に徹して数千万円の預貯金を残しても
自身が突発的に死亡すればこれらの金銭は自身の為に使えない

これは至極勿体ない訳で　やはり人は生きている間に神社仏閣や
貧窮者に寄附や献金を少し筒でも実施して継続すべきなのです

なぜなら人は必ず死後に霊界生活に入るからであり　ケチに徹し
ていた人などは衣食住の満たされた良い霊界には上がれず
さらに来世も良い条件の下で生誕できないからであります