ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年10月8日、秋晴れ

2021-10-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年10月8日、今日も秋晴れでした。
 
 ベラルーシはキューバに人道支援として薬品や粉ミルクなどを送ることを決定しました。

 べラルーシ大統領自ら国内の商品の価格統制に取り組む姿勢であることを示しました。

 ベラルーシでは菜種油の値段が今年初めと比べて40%の値上がりを見せています。もっともベラルーシではひまわり油を使うことが最も多く、ウクライナから多く輸入しています。しかしこのひまわり油も値上がりしています。

 ベラルーシ大統領は、「今、人々は簡単でわかりやすい食事を望んでいる。」と述べました。
 つまり、昔は素朴な家庭料理をみんな食べていて、それが健康によかった、昨今のレストランで出てくる料理は芸術的創作料理で理解が難しい。流行は繰り返す、今は凝った料理より素朴な料理を国民は食べたがっている・・・ということです。
 大統領なりの流行、社会、国民の嗜好に対する分析なのかもしれません。
 みんな家で手作りの料理を食べなさいと命令しているわけではないです。
 ただ、このコロナ禍においても、飲食店の営業中止や時間短縮といった対策はこの国では一切行われておらず、逆に飲食店はしっかり開店営業して、知恵を使って集客し、売り上げを伸ばすよう言われているのです。少なくとも去年はそうでした。
 飲食店が利益を上げたら、税収も増えるわけですから、とにかくコロナ禍においても、経済優先の姿勢を崩さなかったのです。
 ところが急に、レストランに行かず、家庭で食事をするほうがいいという助言をされると、飲食店経営者は戸惑いますね。

 今日の投稿にも書きましたが、ベラルーシ政府はマスク着用義務がずっと続いている中、義務といいながらまるで厳しくなかったのに、第4波到来の今とうとう罰金を課すことを検討していることを公表しました。これも経済状況が悪化していることが関係しているのかもしれません。

ベラルーシのコロナウイルス感染者55万3795人。死者数4295人

2021-10-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年10月8日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は553795人になりました。1日の新規感染者数は1995人で減少する気配がないです。しかし新規検査数は41577件で増えています。

 死者数は4259人で、新規死者数は16人と最多記録タイです。

 529853人が回復しました。

 877万件を超える検査数となりました。

 
 ベラルーシは明日から全国でマスク着用義務を強化すると発表しました。
 モギリョフ市では公共交通機関ではマスクを着用していない場合乗車できません。もっとも、細かく取り締まっているかどうか・・・取り締まる人手が足りていないのではと思います。
 ミンスクでも近日中にマスク着用しないまま公共交通機関を利用した乗客は罰金を取ることを検討しているそうですが、まだその額や、どのように取り締まり、罰金を徴収するのか細かい部分が決められないままのようです。