ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年10月11日。秋が続く

2021-10-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年10月11日。もう秋も終わりかなと思っていたら、まだ暖かい気温が続くようです。まだ晩秋ではありませんでした。

 ニューヨークにあるベラルーシ総領事館は10日後閉鎖されることが決定しました。アメリカとの関係は悪化する一方です。

 ウクライナとベラルーシの国境にある一つの検問所が閉鎖されました。臨時措置だそうです。

 ベラルーシのインフレはこの1年で7.5%上昇しました。

 ベラルーシは木材チップを輸出していますが、さらに輸出量を増やす予定だそうです。

 

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者55万9715人。死者数4304人

2021-10-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年10月11日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は559715人になりました。新規感染者数は1943人で変わらず高い水準です。一方で新規検査数は28844件と前日より大幅に減りました。

 死者数は4304人です。

 534256人が回復しました。

 889万件を超える検査数となりました。

 
 ベラルーシでは2日前からマスク着用義務が厳しくなりましたが、これから警察がマスク着用の有無を確認するそうです。さらに1メートルから1.5メートルのソーシャル・ディスタンスを取ることも厳しく義務化されます。

 実際どうなるのか・・・例えば商店で、買い物客がマスクをしていない場合、警察官が店内で取り締まるということでしょうか。
 それともマスクをしていない買い物客が入店しているのを警察官が見つけたら、店長が処罰されるのでしょうか。

 またソーシャル・ディスタンスについても「1メートルから1.5メートル」という基準の数字が曖昧なんですよ。
 1メートル30センチの間隔があったら、それはOKなのか、それとも1.5メートルに20センチ足りていないから罰せられるのか。
 ベラルーシはこういう曖昧な法律がときどきあって、それで困るんです。

 私が勤務している児童図書館では、館長が9日に朝から、
「マスクしていない人は入館禁止!」
と図書館員に指示して回っていました。
 入館してくる人をチェックするのはそれ専門の係の図書館員を入り口に配置するわけにもいかないので、コート預け場のおばさんが、
「マスクしてください。」
と人が入ってくるたびに声がけしているのですが、おばさんは、
「でも幼稚園児とそれ以下の年齢の子どもは、マスクしてないなくても注意していない。小さい子どもは
意味がわからなくて、すぐ外すし。」
と館長からの指示を全うしていないのです。
 別の司書に、何歳まではマスクしてなくてもいいのか尋ねたら、
「10歳以上はマスクしないといけない。」「私は中学生以上の子がマスクしてなかったら注意する。」
とか、司書によってそれえぞれ勝手に基準を決めているんですよ。
 どうしてこうなっているのかと思ったら、
「お上(ミンスク市役所)からの通達では○○歳以上は絶対マスク着用すること、といった基準や指針は示されていなかった。」
ということなのです。
 館長は「絶対マスク着用!」と喚いていましたが、その下で働く図書館員はそれぞれの解釈(自分基準、自分法律)で、利用者に応対しているのです。
 だめでしょ、こんなのでは。
 というか、何歳以下の子供はマスク着用は義務ではない、と最初からベラルーシ保健省が明文化してほしいです。
 それもないのに、警察が児童図書館にマスクをしているかどうか乗り込んでくるのかと思うとうんざりします。
 ソーシャル・ディスタンスについても1メートルなのか1.5メートルなのか、どちらか一つに決めてほしいです。来館者に注意もしづらいです。