2021年7月にロシアで受験した日本文化情報センター日本語教室の生徒に、ようやく合格認定証が届きました。
記念撮影写真は
こちらです。
一人しかいないのが残念ですね。
実際には2人が(一人はN5、一人はN4)合格したのですが、このうち一人はポーランドで就職したので今ベラルーシに住んでおらず、写真撮影ができませんでした。
二人ともペテルブルグで受験したのですが、合格したものの、「ペテルブルグまで認定証を取りに来てください。」と現地の実行委員会から言われたのです。
このコロナ禍で国境を超えて取りに来いというペテルブルグの実行委員会、冷たいですね。
仕方ないので、ミンスクへ転送してくださいと頼んだら、郵送費払ってと言われる始末。また海外への送金手続きをしないといけない・・・
ミンスクで試験があったときは、ウクライナから受験しに来たウクライナ人に試験結果をちゃんとミンスクからウクライナまで郵送してあげていましたよ。もちろん追加料金なんて払っていません。郵便代は受験料の中に含まれているからです。
ところがペテルブルグでの受験だと受験料の中に郵送費が含まれていない、そしてそのことを事前に説明しない、合格発表の後で、追加料金を払ったら、転送してあげると言われます。
大変なので、私の生徒は受取人払いにしてペテルブルグからミンスクまで送ってもらいました。
もう一人の生徒は、まだ手続きをしていないので、いまだに合格認定証を手にしていません。
資格試験の実行委員会なのですから、合格者に対して認定証を何とか渡す努力をしてほしいところですが、ペテルブルグの実行委員会はしていないということがよく分かりました。
今後はロシアで受験希望の生徒には親戚などが住んでいない限り、ペテルブルグでの受験は勧めないことに決定しました。
それより、ミンスクで日本語能力試験が実施されることが最善なのですが・・・。
ともかくこんなに苦労して手にした認定証なので、今回一人でも合格してよかったです。