ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年7月14日。ウクライナ侵攻から141日目

2022-07-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年7月14日。
 今日はミンスクは穏やかな天気でした。

 ウクライナのビンニツァがロシア軍のミサイル攻撃を受けました。ウクライナ非常事態庁は14日夜、犠牲者が子ども3人を含む23人になったと発表しました。
 このほか子ども3人を含む66人が病院に搬送され、34人の容体が深刻な状態にあり、40人以上の人々の行方が分からなくなっています。


 ウクライナ国防省の情報機関である「情報総局」は7月12日、同国南部ヘルソン州で、ロシア軍に拘束されていたウクライナ人5人の救出作戦を実施したと発表、その時の模様を撮影したとする映像を今日、公開しました。
 ウクライナ軍の救出部隊は、ロシア軍掌握下のヘルソン州の民家を急襲し、5人を確保。武器や書類などを押収したそうです。ということは民家で拘束されていたということですね。(自分の家が突然外国の軍により、自国の人の身柄拘束する場所にされてしまうとは・・・)
 拘束されていたのはウクライナ兵1人と警官1人、それに民間人3人で、そのうち1人は重傷を負っており、救出後ウクライナ軍支配下の病院で治療を受けたそうです。戦闘による負傷なのか、拷問によるものかは不明です。


 今日、ベラルーシ国防省は、防空部隊の訓練を実施しました。
 ベラルーシ軍とロシア軍合同で行われ、ロシアのS-400防空システムを含む訓練も行ったと発表しました。
 空軍と防空軍の司令官は、訓練の成果に満足しており、攻撃目標を全て破壊することができたそうです。