ミケ猫の菌星探査機(きのこ日誌)

全力で飛んでく・きのこブログ

平田家の森

2016-02-12 00:22:02 | 日記



いやいや、心が凍りつくとはこのことですな。

冬は感情が複雑すぎるのか単純すぎるのか、感情が前に進むことをやたらと拒む。

なんのこっちゃ。



伊吹のすぐ隣に山東町(同じ米原市)ってとこがあって、この辺にまあまあ小高い山が点在してるんです。

その一つになんとなーく上がってみたんですが、すごい山でした。

伊吹と同じ石灰岩の山だったんですが、まず植林されてる木にヒノキが多い。

普通スギが多くて谷間やガレ地などの一角にヒノキがちょこっと植えられていることが多いんですが

この山は逆でした。そして元は薪炭林だったのか、クヌギがたくさん見られました。

っていうことは、探せばここにもバイタケ生えてたのかなあ(^_^;)。

ただこの山も御多分に漏れず、ナラ枯れがすごい山でした。たくさんのクヌギが立ったまま枯れていました。

その枯れたクヌギの木の多くにヒラタケが生えてたんです。また大きいのがたくさん!

もしバイタケがこの山にたくさん生えても、食べ甲斐や味の点から見ると地元の人はヒラタケに走るんじゃないかなあ。

ナメコもそこそこ生えていました。こんなすんばらしい食用キノコがたくさん生えてるなんて~゜(゜´Д`゜)゜

冬の三大食用キノコって私が勝手に読んでるのが、ヒラタケ、ナメコ、エノキ。

どれも癖がほとんどなく、お店のよりずっとおいしい。

別のSNSで北陸の方が冬になると、バンバンこのキノコの写真を出してくるのが羨ましくて羨ましくて

妬みまくっていました。その方に言いすぎたなーって少し反省してます。

しかしこの状況、北陸の山とほぼ同じ。ヒラタケが出てくる標高も麓から上がって1時間くらいだからそんなに高くない。

でも今までこの山以外でこんなすごいところ見たことがない。

こっちの方の綿向山でもヒラタケはかなり標高が高いところに生えてたよなあ…

ナラ枯れの状況もこっちとよく似てたのにこっちでは冬にこの状況はほとんどない。

この山は雪の量なんかが北陸に似てるのかなあ。



離れたところでそれぞれ感じる同じところと違うところ。

自分ひとりじゃ感じなかった、でも最初から誰かに甘えてても感じなかった。

これからも何が見えていくんだろう、すごく楽しみ。





また眺めのいいところ…こんどはお弁当持ってこよ(*´艸`)



ヒラタケ!残念。ハチノスタケでした。



随分乾いてるけどいいナメコだ。少ないけど生えてる森が少ないから貴重だなあ。









いたるところヒラタケだらけ、しかもお手々より大きいのがいっぱい(*´艸`)



これだけでっかいヒラタケとこれだけたくさんのナメコが隣り合わせの木に生えてるって関西じゃ奇跡だよ(^_^;)。


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