ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

個人的最高な昔のゲームを紹介「ケルナグール」

2016-03-12 21:19:24 | 小説及び小説になりうる原料
ケルナグール

その名の通り、「蹴る」「殴る」を駆使して憲法の達人を目指す格闘ゲームなのだが、そんじょそこらの格闘ゲームとはわけが違う。

あらかじめ用意されたキャラクターを用いる対戦モードと、広大なマップ画面を移動する修行モードがあるのだが、
だんぜん修行モードをやるべし!!

一人の人間が最強を得るまでのストーリーがここに集約されている。

ゲームが始まったら、画面は突然RPGゲームの様相になる。
フィールドを歩いているとエンカウントのシステムで突然戦闘モードになる。

そもそも格闘ゲームなので、戦闘も自分ですべてキャラクターを動かしての戦いになる。

でも・・・最初に書いたとおり、最強を得るまでには広大なマップ画面を冒険しなければなりません。

なので、最初の主人公は


とんでもなく弱い!!!(鼻血)



確か・・・パンチとキックしか(いやパンチだけか?)出せなかった気がします。
そして、スピードも恐ろしく遅いのです。

もう、格闘家やめちゃえよ!(怒)


と初めの方は主人公に対してもどかしさしか感じません。
しかし、それと同時に男心をくすぐるのです。

ぜ、絶対強くなってやる!!


どうやって強くなるかと言えば各地にある道場やお寺にいる修行の試練を乗り越えなければならないのです。
何度も何度も苦労して道場での対戦をクリアすると晴れて次のアクションができるようになります。

ジャンプをできるようになっただけで感涙ものです。

簡単に身につくものではありません。
苦労して手に入れた技ほど愛おしい。

こうして、ものを身につけるためには努力と根気が必要だということを教えられます。

そして、各地に自分と同じく「強さ」を追い求めているライバルと大量に出会います。
戦闘も憎々しいものではなく、必ず礼に始まり礼に終わるのです。
こんなに爽やかな格闘ゲームがあっただろうか。

自分の足で世界を周り、旅の中で色々な仲間と出会う。
気が付くと格闘シーンの中で色々なことができるようになっている!!

パンチしかできなかったあの頃・・・

なんという達成感!!


今時の格闘ゲームは初めからものすごい技が出せたりします。
しかし、本ゲームのスタート時の戦闘シーンを見てください。

弱いパンチVS弱いパンチ

迫力のかけらもありません。

しかし、リアルはここにつまっているのではないでしょうか。


僕たちは、一人の青年の成長を見届けることによって「強さ」とは何かということを知ります。
技を得るたびに強くなる。
その度に人に感謝する。

僕は本作に男というものを教わりました。

今からでも遅くない。
思った時がやるときです。


パンチ一つで旅にでよう。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿