今回は家族と一緒に、2泊3日で京都の町を中心に、レンタカーで行動。京都駅から天橋立をめざし、途中、亀岡を訪れる。
丹波国の一宮は、京都市亀岡市千歳町の出雲大神宮。京都縦貫自動車道・千代川ICから10分程度も走れば着く。
千代川IC自体が世辞にも大きな町とは言えないのだが、そこからさらに畑中を進み、地元の人はともかく、目指して行かないとまずわからないだろう場所だった。全国一宮の3分の1程度しか訪れていないが、そのような目立たない場所に鎮座する一宮は、結構あった。
しかし、そのような鄙びた場所にありながら、それらは決して忘れ去られることなく、いまの時代にも厚い信仰を受け継がれている。
ご祭神は大国主命とその妻神三穂津姫命。鎮座されたのが「神代の時代」とあるから、なんとアバウトなそして太古感たっぷりの云われだろうか。出雲の神社と言えば、大多数の人は島根県・出雲大社を思考するだろうが、江戸時代まではこの亀岡の社こそが出雲神社だったという。こちらも縁結びの神様ではあるが、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人間が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれることであると書き物にはあった。
千年の古都という言は、こちらの出雲大神宮さんの御神体山である御影山あるいは千年山に由来するとされているが、その御神体山から湧き出る水が真名井の水と呼ばれる。
一宮帳にご朱印をいただく。
砂利場の駐車場に飴屋さんが出ていて、ニッキの飴を購入。
とてもおいしかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます