ヤクルト－巨人 戦

一昨日の夜（7月5日）、プロ野球のヤクルト-巨人戦を観て来ました。

普段プロ野球を生で観るほどではない私ですが、では何故観に行ったかと云うと、仕事上の付き合いでチケットを買わされたというのが事実です。

　ヤクルト販売の関係の仕事を元請を介してやることがあるので、2枚強制的に買う羽目になったのです。

　場所は静岡市清水区の草薙球場。草薙球場は、戦前に巨人の沢村栄治がベーブルースから4三振獲った所で有名です（多少間違えがあるかも）。4月の同一カードは、逃れる事が出来たのですが、今回は逃げられませんでした。

　私は、別にこれといったひいきのチームは無いのですが、あえて言えば巨人で、一緒に行った息子は大の巨人ファン。特に小笠原が好き。

　でも、チケットを買ったのがヤクルトからですから、席はヤクルト側。応援も非常に難しく、巨人が何か好転すると隠れてガッツポーズすると云った感じ。でも、息子は我慢できず『小笠原～打て～』と叫んでしまったから怖い。周りのヤクルトファンから鋭い視線の嵐。大変でした。

　その小笠原は今絶不調。この試合も1発犠牲フライを打っただけで、後はショボイ。そのせいか、息子に『グッズを買ってよ』とせがまれ売店に買いに行くと、試合前までは『小笠原のサインボールが欲しい』と言っていたのですが、お目当てのサインボールが無い。仕方がないのでリストバンドを買うことになり、売り子さんに息子が言った言葉が、『坂本のリストバンド下さい』。

『！ッ坂本だと。小笠原じゃないの』『だって小笠原、打たないし、坂本の方がカッコイイし』となんとも浮気性な。誰に似たのか…私ではない

　で、お金を払い売店を出ようとしたとき、お目当てのサインボールがあったことに気が付きました。『お父さんお願い。サインボールも買ってよ』と。予算はオーバーしていたのですが、どうしても小笠原のサインボールが欲しいというので、『仕方がない。特別だぞ。小笠原のサインボールを買っておいで』とお金を渡すと、息子は喜んで売店の売り子のところに行き『坂本のサインボール下さい』と…『お前小笠原じゃなかったの？』と聞くと『買う直前まで小笠原だったんだけど、口から出るときは坂本になっちゃった』と云うことで、我が家には坂本のリストバンドとボールがあります。

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