南房総館山・なぎさの自然詩

南房総の海浜植物・花編その2





南房総の海岸ではハマヒルガオの群落が点在していて、春になるとピンク色の花が絨毯のように咲いています。

ハマヒルガオと言えばピンク色が普通ですが、とても珍しい白い花のハマヒルガオもあるのです。ピンクのハマヒルガオに混ざって咲いているので、白い花を探しながらの花見も楽しいものです。

赤い茎に白い花が鮮やかなハマボッス。

ハマボウフウは砂地を這うように葉を広げ小さな白い花を咲かせます。

海岸に自生しているツルナは葉の根元に黄色く小さな花が咲きます。


そして暖かな陽気に誘われたのか波打ち際近くに止まっていたトンボ。
サラサヤンマは千葉県ではレッドデータリストで準絶滅危惧種となっていました。黄色の目立つトンボを初めて見て感動したのですが、それが絶滅に瀕していると知り、次にまた会えればサラサヤンマの数が増えていることになるでしょうし、絶滅していたらもう会うことはないのかと思うと複雑な気持ちです。普段目にする生き物たちがとても貴重なもので、いついなくなってもおかしくない現状はとても心が切なくなりました。

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