いつもの海岸へやって来ると今朝の寒さとは一変して暖かな日差しで、空も海も真っ青。
今日の海岸歩きで一番嬉しかったイルカの耳骨と真っ青な海です。
昨晩からの寒さで空気が冷やされて、今季初めての蜃気楼で三浦半島が浮かんで見えました。
早速ビーチコーミングしながら、鳥を探しながら砂浜を歩いていると、ヒヨドリの鳴き声が聞こえて、空を見ると物凄い数が飛んでいました。
渡りの途中と思われるヒヨドリの大群が海岸近くにやって来たようです。
毎年この時期になると海岸近くを群れでぐるぐる飛び回る姿が見られるのですが、渡るタイミングを待っているようで、たいてい数日間こんな行動をしています。
ヒヨドリの大群が見えなくなったのでビーチコーミングに戻り、しばらく砂浜を歩くと目の前にイルカの耳骨です!
上げ潮に運ばれて打ち上げられたばかりのようでした。
イルカの耳骨の近くには貝溜まりもありました。
昨日海岸を歩いた時にはカツオノエボシが点々と漂着していたのですが、今日は一つもありません。
海岸は日々変化していて全く同じ場所でも全然違うので、とても面白くて飽きることがないです。
海岸で出逢う鳥も、もちろん違います。
今日は堤防の上にはウミネコがいました。
昨日の堤防では釣り人とカワセミがいました。
一人で海岸を歩いていても様々な出逢いがあるので楽しいのです。
最近の海岸は渡りの途中のシギ、チドリを見なくなり少し淋しい気がしていましたが、もうしばらくするとカモやカイツブリがやって来ます。
だんだんと季節が冬へ近づいていくと、海岸での楽しみ方も変わってきます。
寒くなるとアオイガイやタカラガイなども漂着するようになるので、ビーチコーミングには最適な季節です。
今までは寒い冬は苦手でしたが、暖かい格好をすれば大丈夫ですし、鳥達との出逢いが寒さを忘れさせてくれます。
南房総の冬が他所と比べて暖かいからかもしれませんが、恵まれた環境で過ごせることはとても幸せなことだと思いました。