南房総館山・なぎさの自然詩

サラサバイとチグサガイ



赤い貝殻がたくさん打ち上がっていました。


サラサバイは紅色の地に更紗模様のあることからそう呼ばれるそうです。



チグサガイは紅色から緑褐色の変異があり、そこから千種の名前が付けられたそうです。
今日拾ったチグサガイは全て紅色なので砂浜でとても目立っていました。



ひとしきり赤い貝殻を拾ってから再び海岸を歩き始めると、上空にはノスリがトビと一緒に上昇気流に乗って飛んでいました。


ハロも見られました。



そして青空を見上げるようにして咲いていたハマダイコンの花は濃い紫色がとても美しいです。



その他に見つけた貝殻はアオイガイとタカラガイです。今日のアオイガイは2つとも約3.5cmの大きさでした。
今までに館山湾で拾ったアオイガイの大きさは10cm未満のものが多く、1cm未満のごく小さなアオイガイも幾つかあります。日本海側や東北などでは20cm位のものがあるそうなので、館山湾近くを漂流しているアオイガイは小さな個体が多いのではないかと思っています。日本近海で漂流生活しているアオイガイはもしかしたら館山湾周辺で繁殖し子育てしているかもしれないと想像するだけでも、とても楽しくなってきます。


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