南房総館山・なぎさの自然詩

コチドリとカラス


今日は朝から蒸し暑かったためか、カラスが川で水浴びをし、コチドリも川に入っている姿が見られ、並んでいると体の大きさがよく分かります。
コチドリから見たら大きなカラスでも、巣の近くを飛んでいると、ピッピッピッピッピーヨピーヨと辺りに響き渡る声で鳴きながら飛び回り、猛然と追い払うのです。
コチドリはしょっちゅう上を見る仕草をするのですが、カラスやトビに大切な卵を狙われて奪われてしまうということがあったのかもしれません。
特にカラスは賢いので、コチドリが砂浜で座っているのを見ると、その場所に卵があることを知っているようです。


館山湾内の海岸で二組のコチドリの番を観察していますが、抱卵しているような仕草が見られたので、その場所に卵を確認しに行きましたがありませんでした。
もしかしたら産卵間近なのかもしれないと期待しています。


同じ海岸の磯で採餌行動していたので、コチドリがいなくなった後、海藻の上を見たら小さなハエがいたので、それを食べていたのかもしれません。



コチドリは歩くのがとても速いのですが、こんな風な脚の運び方をしているんですね。


隣の海岸のコチドリ。
こちらはすで巣を作り、卵を4個産んでいます。
この時は抱卵しておらず、巣から離れた場所で見守っているようでした。

追記:6/21にこの浜のコチドリの様子を見てきたのですが、前日にあった4個の卵が全て無くなっていました。繁殖に失敗したと思われ、とても残念です。


今日のビーチコーミングではアオイガイを見つけたのですが、残念ながら殻の上の方が欠けてしまっていました。


そしてカニも打ち上げられていました。
アカテガニと言うそうで、夏になると自宅の庭にも現れ、とても臆病ですぐに隠れてしまうのです。


昨日の夕景。
雲が赤く染まっていないのは富士山の影なのか?よく分かりませんが、初めて見る夕焼け空でした。









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