南房総館山・なぎさの自然詩

コチドリ その3





5/14にコチドリの卵を確認しました。コチドリの卵は22~24日で孵化するそうですが、卵を見つけてから今日でちょうど20日目です。そろそろ孵化しそうな予感がして見てきましたが、卵のある場所ではコチドリが抱卵中でした。ヒナの姿が待ち遠しいです。
そして今年はもう一組のコチドリが繁殖していたようで、5/23にヒナ2羽を連れたコチドリの親子を見つけて驚きました。この辺りでコチドリの警戒音を聞いていたのですが、まさか卵を産んでいたとは気づかず、もしかしたら海岸近くの私有地で卵を産み孵化したのかもしれません。5/31にこの親子を観察した時にはヒナの近くにスズメがいたので大きさを比較でき、スズメよりも少し小さなサイズに成長しているようでした。
そして今日は同じ場所には番のコチドリしか居らず、ヒナの姿が見えませんでした。しばらく観察していると、オスのコチドリが足で砂を掘ったり、メスを追いかけたりと求愛行動をしていたので、ヒナは死んでしまったのかもしれません。しかし、野生動物の切り替えの早さに驚くばかり。人間のように考え込んだりしていては、繁殖の時期が限られるコチドリにとって子孫を残す事が出来なくなってしまうからでしょうか。



コチドリ観察しながらのビーチコーミングではピカピカのオミナエシダカラを拾いました。
上段左からイタヤガイ、ネジガイ、タマガイの仲間。
下段左からナツメガイ、ハナマルユキ、オミナエシダカラ、カモンダカラ、キイロダカラ。



今日の館山湾は晴れて、風が爽やかでした。
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