毎年7月中旬頃から海水浴場となる海岸でのシロチドリ達を観察しています。
6月4日に海岸へ行くと重機が入っていて砂浜の様子がすっかり変わってしまっていました。
最初にヒナを見たのは6月6日で2羽確認し、かなり大きく成長していましたが、まだ飛べない様子でした。
最初にヒナを見たのは6月6日で2羽確認し、かなり大きく成長していましたが、まだ飛べない様子でした。
6月8日にはヒナの翼の近くに何かが付いていて、これが釣り針だとしたら上手く飛べるのか心配です。
6月20日には3羽で威嚇しているような不思議な追いかけっこしていたので、しばらく観察していました。
おそらく子育て中のオス1羽と番となったオスとメスです。
かなり長い時間追いかけっこしていましたが、子育て中のオスが諦めたようで、その場から居なくなりました。
番のオスが脚で穴を掘り求愛行動を始めると、メスが近くに寄って来ては離れる事を繰り返し、その後交尾をしました。
数日後には砂浜で抱卵する姿があり、今のところまだこの巣は孵化していません。
6月28日には親と2羽の幼鳥がいましたが、子育てが一段落したようでオスとメスがじゃれ合いのような威嚇のような行動を見せていて、繁殖の準備なのかもしれません。
繁殖シーズン中に何回卵を産むのか興味深いです。
この海岸では現在4組の番が子育て中です。
夫婦+幼鳥2羽、夫婦+幼鳥1羽、夫婦+ヒナ3羽、夫婦+卵という状況なので、海水浴場が開設されると卵やヒナが無事に育つのか気がかりです。
幼鳥はもう飛べるようになり安心できる感じですが、ヒナと卵を抱えた夫婦のこれからが前途多難なので、行く末を静かに見守りたいと思っています。