南房総館山・なぎさの自然詩

タカラガイとネコザメの卵



今日はタカラガイが多めに拾えました。
上段の右側からシボリダカラ、ヤナギシボリダカラ、チャイロキヌタ、メダカラ、チャイロキヌタです。
タカラガイのことを房州弁では「ねこじゃ」と言います。
以前海岸で出会った地元の方からタカラガイを頂いたのですが、その時ねこじゃと初めて聞いたのでした。
一説によるとタカラガイの形が猫の目に似ているからだと言われています。言われてみると、なるほど猫の目に見えますね。
そしてタカラガイはその種類がとても多くて、タカラガイ・ブックによると日本のタカラガイは88種もあるそうです。



更に猫つながりで、今日は初めてネコザメの卵を見ました。
海岸に打ち上がっていたのでカラカラに乾いており、一見すると海藻のようにも見えました。
ネットで調べてみたら、ネコザメは一度に1~2個の卵を産むそうで、殻内の栄養を食べ尽くした後、約10か月~1年で孵化し、その姿は15cmくらいになるそうです。



砂浜にはサザエの蓋がたくさんあったので並べてみました。
サザエはネコザメの好物だそうで殻を割って食べることから、別名「サザエワリ」と言うそうです。
サザエの蓋が多く打ち上がるのはネコザメの多い証拠なのかもしれません。




今日の南房総の空と海。
いつも海岸へ来ると癒やされて、元気をもらっています。









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