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南房総館山・なぎさの自然詩

海岸で出会う鳥たち その2



海岸で見られる鳥というイメージが無かったのがカワセミです。
海岸へ流れ出る小川付近で見る時もありますが、磯で餌を探している姿も見かけます。カワセミは鳴きながら飛んでいることもあるので、その小さな姿を探すのにその鳴き声をたよりにしています。



南房総の海岸線では上空を飛んでいたり、砂浜にある流木などに止まっているのはトビと思って間違いないほど、よく見かける鳥の一つです。
先日の日中はポカポカ陽気で、冬羽のトビには暑かったようで川で水浴びをしてました。


ノスリは海岸近くに開けた平地のあるところで見かけます。
上空から小動物などの獲物を探してホバリングしているのを見ると、どうして空中で同じ場所に留まることが出来るのが不思議でなりません。


南房総ではシロチドリは留鳥で一年中その姿が見られます。4月頃から繁殖シーズンが始まり、5月頃になるとヒナを親鳥が見守る様子が見られるようになります。シロチドリのヒナは孵化直後から自力で餌を採るため自由に動き回るのですが、親鳥は常に警戒して危険を察知すると鳴いてヒナに知らせるのです。


そしてこの冬に海岸で出会った鳥4種。
磯で餌を探していたツグミ。


こちらも砂浜に打ち上がっていた海藻にいる虫を探しに来ていたビンズイ。



私の中では冬の風物詩の一つになっているカンムリカイツブリ。
かなり臆病なので、双眼鏡を持ち上げる仕草で海の中へ潜ってしまいます。
上記のツグミ、ビンズイ、カンムリカイツブリは南房総には越冬しにやって来ます。




そして冬によく見るチュウダイサギは河口で活発に動いていました。

海岸を歩くときの楽しみの一つが野鳥観察なのですが、毎年その季節ごとにやって来る鳥たちを心待ちにしています。
しかし今年の冬はカモメの姿が非常に少なく、ユリカモメを一度も目にしていません。恐らく別の場所で越冬しているのだと思われますが、毎年ユリカモメがやって来ていた河口はいつになく静かです。次の冬にはいつものようにカモメ類が戻って来て、賑やかに河口を飛び交う姿を見せてくれることを期待しています。





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