八坂神社の近くにある立派な邸宅。
立ち並ぶ蔵が印象的です。
インターネット上の地図では『日本暦法協會』と表示されますが、
地元の人の間では『羽間文庫』として知られています。
「福島区:名所旧跡 羽間文庫(はざまぶんこ)」
「大阪市立図書館:羽間(はざま)文庫について 」
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羽間文庫とは、故羽間平三郎氏が集めた天文学者 間重富などの文献・資料を中心としたコレクション。
文庫に収蔵されていた書籍類は今は大阪市立歴史博物館に寄贈されています。
なお、こちらの建物は現在も住居として利用されており、一般見学はできません。
「羽間文庫」=間重富関連の文献コレクションという意味だとすると
この建物をさして「羽間文庫」と言うのはちょっと変なような気もします。
しかし、「文庫」には「図書館」という意味もあるので(足利文庫とか金沢文庫とか)、
建物の名称としての「羽間文庫」=「羽間家 私設図書館」という感じでしょうか。
「wikipedia:間重富」
「Wikipedia:文庫」
私の大好きな作家の一人、築山桂さんの著書に
「天文御用十一屋シリーズ」があります。
この十一屋こそ、間重富が経営していた質屋(と言ってもかなりの豪商)のこと。
古い大坂の街の様子が出てくるとても面白い時代小説です。
他の作家さんには悪く書かれがちな大坂人がとても格好よく書かれているので
大阪生まれの私としては、とてもうれしい。
間重富も大店の主として人望篤く風格ある人物として書かれています。
「築山桂オフィシャルサイト:天文御用十一屋」
間家(羽間家)はもともと蒲生氏郷の子孫で
(大阪の豪商は意外と元武家の家系が多いらしい)
浦江・海老江のに二家があり、のちに浦江から阿波座に分家したのだそうです。
羽間文庫は海老江羽間家、間重富は阿波座(のちに断絶)。
関西大学元理事長の羽間平安さんが海老江羽間家の現当主のようです。
平安さんはかつて関大アメフトチームのスター選手であり、
甲子園ボウルの名審判でもあったとか。
「われら六稜人:もうひとつの甲子園」
「パナソニック杯 第67回毎日甲子園ボウル オフィシャルサイト」
その父上が羽間文庫の創設者である故羽間平三郎さん。
「泊園書院:羽間平三郎(はざま・へいざぶろう 1895-1972)」
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門の脇にある石碑。
何を書いているのか私には解読できず…
「大仁」という文字が見えるので、おそらく道標ではないかと。
お隣には防火水槽。
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勝手口の上には鍾馗様。
本当に素晴らしいお屋敷でした。
※「福島区の風景・街並み」
立ち並ぶ蔵が印象的です。
インターネット上の地図では『日本暦法協會』と表示されますが、
地元の人の間では『羽間文庫』として知られています。
「福島区:名所旧跡 羽間文庫(はざまぶんこ)」
「大阪市立図書館:羽間(はざま)文庫について 」
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羽間文庫とは、故羽間平三郎氏が集めた天文学者 間重富などの文献・資料を中心としたコレクション。
文庫に収蔵されていた書籍類は今は大阪市立歴史博物館に寄贈されています。
なお、こちらの建物は現在も住居として利用されており、一般見学はできません。
「羽間文庫」=間重富関連の文献コレクションという意味だとすると
この建物をさして「羽間文庫」と言うのはちょっと変なような気もします。
しかし、「文庫」には「図書館」という意味もあるので(足利文庫とか金沢文庫とか)、
建物の名称としての「羽間文庫」=「羽間家 私設図書館」という感じでしょうか。
「wikipedia:間重富」
「Wikipedia:文庫」
私の大好きな作家の一人、築山桂さんの著書に
「天文御用十一屋シリーズ」があります。
この十一屋こそ、間重富が経営していた質屋(と言ってもかなりの豪商)のこと。
古い大坂の街の様子が出てくるとても面白い時代小説です。
他の作家さんには悪く書かれがちな大坂人がとても格好よく書かれているので
大阪生まれの私としては、とてもうれしい。
間重富も大店の主として人望篤く風格ある人物として書かれています。
「築山桂オフィシャルサイト:天文御用十一屋」
間家(羽間家)はもともと蒲生氏郷の子孫で
(大阪の豪商は意外と元武家の家系が多いらしい)
浦江・海老江のに二家があり、のちに浦江から阿波座に分家したのだそうです。
羽間文庫は海老江羽間家、間重富は阿波座(のちに断絶)。
関西大学元理事長の羽間平安さんが海老江羽間家の現当主のようです。
平安さんはかつて関大アメフトチームのスター選手であり、
甲子園ボウルの名審判でもあったとか。
「われら六稜人:もうひとつの甲子園」
「パナソニック杯 第67回毎日甲子園ボウル オフィシャルサイト」
その父上が羽間文庫の創設者である故羽間平三郎さん。
「泊園書院:羽間平三郎(はざま・へいざぶろう 1895-1972)」
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門の脇にある石碑。
何を書いているのか私には解読できず…
「大仁」という文字が見えるので、おそらく道標ではないかと。
お隣には防火水槽。
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勝手口の上には鍾馗様。
本当に素晴らしいお屋敷でした。
※「福島区の風景・街並み」
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