サンタの扉

　　　　　　　　　　＜トナカイくん、お疲れ～～！＞

メリークリスマス！

２０１０クリスマス、いかがお過ごしですか？

クリスマスイヴの夜のひと仕事を終え、
サンタさんとトナカイさんは今頃くつろいでいらっしゃることでしょう♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今から遡ること数日前、
次男のクラスにいらっしゃっていた副校長先生に話しかけられる。

「○○くん（←次男）は煙突の形状とかに詳しいんですね。」
「えっ！？あっ、はあ。」

「それにロマンチックだぁ～。アハハ♪」

「・・・・？？。」

そうおっしゃって立ち去られた副校長先生。

なんでも
サンタさんの侵入経路について考えていたことを
事細かに説明したんだそうな・・・。

しかも、
クリスマスイヴの夜にはどの家にも
サンタが入りやすい煙突が生えてくる！と力説したらしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

イヴの夜、
タッタッタッと階段を下りてきて
「じゃ、オレ寝るから！」と長男。

「え～今日は寝るの早いんだね。」と言うと、

「だって、今日はサンタさんが来るでしょ。」　だって～。

サンタさんの気持ちに寄り添う１８歳である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クリスマスイヴの夜だけ
ちょこっと開くサンタの扉。

現実と非現実のはざまにある不思議な不思議な聖夜の扉。

どちら側に向かって開くのか？
どちら側に向かって開こうとするのか？

そろそろね。
そろそろかもしれない。
そろそろだったらいいな。

ドキドキ、わくわく。
音をたてないように、そうっと、そうっと。

静かな夜に優しく開く、
１年中で一番幸せな瞬間をプレゼントしてくれるサンタの扉。

・・・ありがとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


そして、
歓喜とともに迎えるクリスマスの日の朝。

サンタさんからの手紙にウケる息子たち。


どうやら我が家もイブの夜、
ニョキニョキっと煙突が生えたようです・・・。