ある意味大変なことが知らないところで起きている。
その12才の少年は父親の影響でおおよそ40年近くも前の
吉田拓郎の「落陽」という曲をいつの間にか覚えてしまっていた。
その少年は数ヶ月前から急にギターに夢中になってしまった。
最近の子供だから当然、最近の歌を聞く。誰でも聞くハヤリの
曲を聴く。アラシとか、いきものがかりとか、ファンキーモンキーベイビーズとか
である。
最近の曲でギター譜が載っっている楽譜を買ってあげた。
それを見ながらギターを弾く。しかしそれはすぐ飽きてしまい
唐突に「落陽」を弾き始めた。その曲のギター演奏を教えた記憶は
全く無いし、無理強いしたことも無い。理由を訪ねると今の歌より
「落陽」のほうが弾いていて断然、面白いという。コード、コード進行等は
ごく普通なのになぜそう感じるのだろう。その昔、みんな
ギターを手に入れたら殆どのフォーク好きの人は70年代中頃、
「落陽」を弾いて。そして歌ったはずだ。
なんでそんなに気になるのかと訪ねたら、歌詞がいいと言う。
子供心に、人間、人生を感じているのだろう。そして
今の歌は歌詞がみんな同じで何を言っているのかわからないと言う。
やはり、たかだか12才といえども君が君が僕が僕が風が空が窓が、では面白くないと
感じているのだ。
落陽の「サイコロ」がいいと言う。時代は変われどいいものはいいってことでしょう。
話はそこまでではない。驚くのはここからです。
今春、小学校を卒業するその少年は、卒業式が終わった後の全生徒と全先生たちの
最後の記念食事会で驚く無かれ、「落陽」を弾き語りして歌うというのだ。おおおお。
しかも同学年全員が、毎日毎日、無理やり
落陽を聞かされるものだからすっかり気に入ってしまい
そして覚えてしまい、その日、その学校の体育館で「落陽」を全員で大合唱をすることになったらしい。吉田さんに教えてあげたいくらいだ。
それはもちろん先生の理解の賜物でしょう。しかし、そうなってしまったすべての原因、
発端、きっかけはオレである。先生とは殆ど話したこともない。
平成10年生まれの子供たちが親の世代の大昔の40年近くも昔の曲を大合唱する。
これはその少年はもとより同級生たちの生涯の思い出になるはずだ。
これは個人的には「快挙」「革命」「奇跡」だとコジン的に今夜も酔いながら
そう思っている。子供たちには「遥かな空に」「新しい世界」が待っている。
その12才の少年は父親の影響でおおよそ40年近くも前の
吉田拓郎の「落陽」という曲をいつの間にか覚えてしまっていた。
その少年は数ヶ月前から急にギターに夢中になってしまった。
最近の子供だから当然、最近の歌を聞く。誰でも聞くハヤリの
曲を聴く。アラシとか、いきものがかりとか、ファンキーモンキーベイビーズとか
である。
最近の曲でギター譜が載っっている楽譜を買ってあげた。
それを見ながらギターを弾く。しかしそれはすぐ飽きてしまい
唐突に「落陽」を弾き始めた。その曲のギター演奏を教えた記憶は
全く無いし、無理強いしたことも無い。理由を訪ねると今の歌より
「落陽」のほうが弾いていて断然、面白いという。コード、コード進行等は
ごく普通なのになぜそう感じるのだろう。その昔、みんな
ギターを手に入れたら殆どのフォーク好きの人は70年代中頃、
「落陽」を弾いて。そして歌ったはずだ。
なんでそんなに気になるのかと訪ねたら、歌詞がいいと言う。
子供心に、人間、人生を感じているのだろう。そして
今の歌は歌詞がみんな同じで何を言っているのかわからないと言う。
やはり、たかだか12才といえども君が君が僕が僕が風が空が窓が、では面白くないと
感じているのだ。
落陽の「サイコロ」がいいと言う。時代は変われどいいものはいいってことでしょう。
話はそこまでではない。驚くのはここからです。
今春、小学校を卒業するその少年は、卒業式が終わった後の全生徒と全先生たちの
最後の記念食事会で驚く無かれ、「落陽」を弾き語りして歌うというのだ。おおおお。
しかも同学年全員が、毎日毎日、無理やり
落陽を聞かされるものだからすっかり気に入ってしまい
そして覚えてしまい、その日、その学校の体育館で「落陽」を全員で大合唱をすることになったらしい。吉田さんに教えてあげたいくらいだ。
それはもちろん先生の理解の賜物でしょう。しかし、そうなってしまったすべての原因、
発端、きっかけはオレである。先生とは殆ど話したこともない。
平成10年生まれの子供たちが親の世代の大昔の40年近くも昔の曲を大合唱する。
これはその少年はもとより同級生たちの生涯の思い出になるはずだ。
これは個人的には「快挙」「革命」「奇跡」だとコジン的に今夜も酔いながら
そう思っている。子供たちには「遥かな空に」「新しい世界」が待っている。