YEAR3210

風に転がる迷走日記

年の瀬

2011-01-06 20:47:26 | 日記
月日がたつのは早いもので今年も残すところあと359日になりましたね。
今年もいろいろありましたが思い起こせば1月4日の新年会。
国籍不明の東洋人、ヤマサンをはじめ韓国とミャンマーのハーフ、ハンチャンサン、
香港の映画監督、コーチャンサン、そしてアメリカからはおなじみのマイク・アンダーソン、その通訳のインドからミチエさん。皆さん元気で何よりです。
わざわざ韓国からその日の夜のために韓国の手焼きせんべいを持参してくれた
イ・インチョさん。みなさん楽しい夜でしたね。ありがとう。
忘れてはならないのは、sweet mouth mosquito seven child さん。
甘いもの、おいしゅうございました。
いよいよ来週は忘月会ですね。
おっとその前にあさっては忘週会でしたね。
この次はワインと刺身を破壊しないように気をつけます。残念。

おめでとうございます

2011-01-02 09:42:34 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
年があけて1911年になりました。昨年は七里ガ浜でボートが
転覆して沢山の人が亡くなったり、南アフリカという国が出来たり
「われは海の子」が大ヒットしたり南極探検隊が出発したり
いろいろありましたね。今年中に南極に届くのでしょうか。
さて今年は3月に帝国劇場が完成。「日の丸の旗」ライブを
見に行く予定です。その頃、日本橋が開通するらしいから
渡ってこようかなと思っています。
隣の国、中国では清朝政権が不安定のようでこの辺も気がかりですね。
今年一番の期待は太刀山がヨコヅナになるかどうか。
いまから楽しみです。
そんなわけで1912年、今年もよろしくお願いします。

雨飾山 の山荘

2010-12-03 20:42:32 | 日記
そんなわけで長野の山道を新潟方面に走り続け山道を登り
やっと雨飾山荘に着いた。山荘といっても施設は普通のこじんまりと
した旅館である。風呂も広いし露天風呂もある、歩いてすぐのところの
森の中にいきなり露天風呂もある。充分だ。
難点はドコモのケータイが完全に圏外であることだ。
ケータイがつき物の日々の生活に慣れてしまったから非常に非常に
必要以上に不安感が湧き出てくる。でも思えば本の十年ほど前は
ケータイ持ってなかったしそれでも山中をうろついていたっけ。
とりあえずその森の中の露天風呂に行った。
そのような露天風呂では基本的に常識的にシャンプーや石鹸は使えない。
この辺はお分かりでしょう。下水などあるわけないから石鹸といえども
流すわけに行かないからですね。これがめんどくさいところで
宿に半裸で戻り宿の風呂に入りなおさなければならない。
シャンプーやリンス、そして石鹸などなかった頃の昔の人たちは
えらいと思う。それに加えて現代でも発展途上国などは不備の生活の水にさえ
困っている国もあるし日本人に生まれよかったとしみじみ旅に出ると
思うわけです。
亜Sの暗闇から飲んでいるのに風呂から上がって上げ膳据え膳の夕食の
ビールが感動的に旨い。ビールの味ってのはそのシチュエーションに大きく
左右される。体調によっても変わってくるから不思議。その夜のビールの
甘かった。ぐびぐびと。
オオビン三本飲み岩魚を食ってトイレに行こうとして立ち上がるとカラダが
斜めにしか進まない。歩幅が乱れている。そりゃそうだ。朝から通算、5リットル
ぐらいのビールを飲んでいる。年に数回の愚行である。
隣のおとっつあん連中が話しかけてくる。そのかたがたは湯上りなのにGパンにトレーナー。何でそんな服装をするのかね。そこまで気取るのは都会の人だからでしょう
健全な都会からやってきたハイカーであるが宿に戻るとその姿はしみじみおとっつあんである。
禿げていてメタボで変に都会的に気取っていてあのサー。僕なんかサー、かみコーチに行ってさー、、などと気色の悪い話し方で都会人を得意げに見せているような感じ。
話の内容から分析すると年上に思いながら実はそいつらはみんなオレより年下のようだった。そいつらはビールを一本飲み干した後得意になってこの際だからビール、もう一本
いっちゃいますか、などと話している。こんなに飲んじゃう僕たちってすごいよねえ、
僕ら以上に飲む中年ってあんまりいないでしょうねーなどと話している。
さすが都会生まれのぬくぬくと育った都会人。オレの地元での普段、遊んでいる人々がふつーの酒飲みだと信じているからこのような見かけはおっさんでも中身はモヤシを見るとむかついてくる。そして、4本目のビールを頼んだ。本気で飲んだらそのような都会的モヤシ親父とは酒量だけは負けない。今のところ。裏を返すとそれ以外はすべて負けている気がする。

世界一周

2010-11-26 21:03:27 | 日記
道の駅のゴミ箱で拾った旅雑誌には豪華客船ででの世界一周旅行
の案内が掲載されていた。最低200万円から最高500万円までと
幅が広い。その差は船内の生活に差が出てくるのだろう。
このような旅はお金が余っている人々がするものであるが、低料金で
そのたびに参加する人は人生をかけた旅かもしれない。
差はつけるものではないと感じますが、どうなんでしょうね。
高いほうの客はきっと船の前のほうの景色がよく、かつ見晴らしがいい部屋
をあてがわれ、食事の質も最高級なんでしょう。下のグレードの方はどちらかといえば
船底に近いほうの部屋で波が部屋の窓まで押し寄せてきて時折、窓は水中で、近くを
泳ぐイトマキエイなどが見えるのでしょうかね。
その船である程度生活環境、安全が確保されていて、働きながら世界一周の旅に
同行できるという話があったらどうでしょう。
仕事は甲板の清掃。労働時間は一日8時間。土日は休み。固定給、各種保険完備mなどが
あったら普通の客として参加できうる金銭的余裕があったとしても
オレは労働上船員を選びますね。部屋は貨物室のイッカク、夕食は船尾の目立たないデッキの上で適当に・・・。
働かなくして毎日、正装してパーティ。これは耐えられないですね。ビールもうまくないでしょう。甲板のデッキブラシをかけてシャワーを浴びて、日没を待ち沈む太陽を身ながら
車座になって吊り上げたばかりのホッケを焼きながら客に悟られないように労働の後のビール。これは旨いでしょうね。ヒキコモリとうわさされつつも沢山の収入があると虚勢を張る男の噂話が耳に届いた。
ソーユー人は、だんだん虚勢の世界が真実の世界だと本当に思い込んでしまうようになるのですね。しかし世界一周旅行に行くとしたら僕はスイフで行きたいです。ホントに。
皆さんはいかがですか、nemoyannは船の中を走りとおして行けばいいですね。走って世界一周だし。

堕ちて行くのもシアワセ

2010-11-12 20:51:09 | 日記
滑り落ちる選手は一瞬姿が見えなくなり数秒後、下の着地点にいる。
見ているとまるで瞬間移動だ。これは許された人だけによる特殊技術だ。
今から新潟の県境の山奥まで行く。
探さなくてはならないのは酒屋である。イナカの街道筋にはコンビニは
ないが必ず酒屋はある。経験的に確信できる。
コンビニよりもやはり酒屋はどんな僻地でも必要なのである。

不通の宿

2010-11-02 20:53:46 | 日記
宿の予約は友人が取った。相当な山奥らしい。オレは不安になり
宿に電話を入れる。
「すみません。そちら様のケータイの電波状況はいかがなものでしょう?ゲホゲホ」
「そうでんな、だんな、ロビー付近だったら微かにつながるかもねええええ」
そんな会話があった。わかってはいるが非常に不安になる。
風呂は村営の森の中の露天風呂がお勧めという。
いつも思う、グランドホテルだとか、なんとか観光ホテルではだめなのでしょうかと。
いつも話ののりでいつもコーユー宿になっちまう。しかもそれが30年以上続いている。
まあ、良いかグランドホテルは爺さんになってからだな。
そんなわけで長野の駅に降り立った。
6年ぶりの長野の空の下である。
今回の旅はICレコーダーを持った。所々で実況を録音する。
別のネット上で定期的に放送しているインターネットラジオの実況録音盤にするつもりなのである。
長野駅から善光寺行きの路線バスに乗る。善光寺参りは季節に関係なく
巨大な観光になっている。
善光寺入り口の洋食店に入り、とんかつとビールを頼む。
旅に出ると食欲、飲欲はとめどない。
白馬まではまだ届かない。
駅のレンタカーで予約しておいたフィットを借りた。
友達が気を利かせ喫煙車を借りてあった。わが身は禁煙者である。
その車はそのとおりにタバコくさい。においに非常に敏感になっている。
非喫煙者の気持ちがよくわかる。
「何でこんなタバコくさい車を借りやがる、このクソヤロー」とわめく。
助手席でオレは缶ビールを開けふんぞり返った。
白馬連峰がすでに遠くに見えていた。

白馬酔姫

2010-11-01 21:35:14 | 日記
東京駅に着くといい感じだった。早朝のビールは
体の違う部分に酔いが回り夢の中にいるような気分に
させてくれるからやめられない。しかし、これが癖になることだけは避けたい。
朝、目が覚めてトイレに行って、そのまま缶ビールをグビリと
なってしまったら早い話がアル中である。
旅の途中だからこそ出来るのでありますね。
しかし、東京駅は驚く。なぜかというと行くたび行くたびに
変化してるからだ。東京駅は生きている。日本全国に向けて伸びる
東京駅からの交通網。次々と出てゆく新幹線。
僕ら人間は血液の一滴、東京駅は心臓だ。
血液はアルコールを欲しがる。で、中華調理の店で朝飯
おかゆを食べながらビールである。
少し早めにホームに向かい禁煙中の身なのでホームの喫煙室に行き
副流煙で体に少しニコチンを入れ用と考えた。それで十分。しかし喫煙室は地獄部屋と思った。
完全に酸欠状態、酸素濃度は14%ぐらいに思えた。
一酸化酸素に満たされている。死ぬと思った。
約3秒、その苦々しい部屋から退散する。長野行きの新幹線は
一緒に行く友達より少し早くホームに滑り込んできた。
長野まではわずか80分である。80分では足らない。
席に座り窓の外を眺める10分、缶ビールとつまみと週刊誌で40分、
トイレに行き外を眺めボーゼンとして15分。ここまでで65分。眠気が差してきて
うとうとしてくる頃に到着である。早すぎるが仕方ない。
その日、とりあえず目指すは白馬のオリンピックジャンプ台のてっぺん
なのであった。友達と合流して新幹線の中。
ビールはメンドクサイノデ日本酒に触手を伸ばす。
ンマイ、ンマイ、うまいでんな旦那、
すみません、コノワタください、って気分なんだが新幹線の中では
コノワタは食えない、土曜日、午前10時、快晴、酔っちまった。
しかし携帯の通じない雨飾山山荘は待っている。