日本以外全部沈没

その昔、SF作家、小松左京が描いた日本沈没という本は大ヒットしその後に映画化され、
書籍化され日本のSF作品として大きな足跡を残した。
その本が出版された直後に筒井康隆が書いたパロディ版「日本以外全部沈没」がやたら面白いです。この本は近年、映画化もされています。ビールを飲みながら寝転びながら見る映画として面白いですね。
地殻変動でアメリカ大陸が沈没してそれ以外の大陸も次々と沈没。世界各国から難民が
日本に押し寄せてくる。ハリウッドの名優たちは日本に来ても仕事が無くて日本映画のエキストラに出たりする。暇な人は読んでみたらいかがでしょう。
余震が続いていますがフクシマにもう一度マグニチュード8レベルの地震が来たら間違いなく
制御できなくなり東日本全域に避難命令が下されるでしょう。報道はその辺、言わない。
もしそうなったら親戚のいるヒロシマに移住しようと考えていますが、そのさなか、帰宅難民であふれるトーキョーに向かうことは自殺行為。移動する術が無いわけで、もっとも東日本の
住民全員が西日本に逃げることは殆ど不可能に近いと思いますがどんなものなのでしょう。
西日本は東日本からの難民の受け入れを拒み、西日本という国家を設立。横浜から柏崎あたりまで国境線が引かれ柏崎原発の所有権をめぐってその地域で小競り合いがおき、やがてそれは
全面的な日本の東西戦争に発展する。すでに放射能に汚染されている東日本は一時保管されている高濃度放射能汚染物質を西日本の上空から散布する攻撃に出たりする。
そんなことを考えていると思いは尽きませんね。なんだか冷やし中華が食べたくなってきました。それとビールも。しかしフクシマのせいで今年のゴールデンウィークはなくなってしまいました。残念なことに。