イラク戦争の罪

現在の中近東諸国の泥沼よりは、フセイン大統領による独裁のほうがましだったでしょう。

フセイン政権が大量破壊兵器を持っているという、亡命イラク人の作り話を信じて、戦後の出口を用意せずにイラク戦争を始めたブッシュ元大統領、拙速に協力した小泉元首相とブレア首相の罪は、万死に値します。

しかしながら、既に崩壊した「アメリカによる平和」に代わる具体的な国際秩序を考えるのが難しいので、手詰まりです。「労働者に国境はない」という社会主義世界革命による国家の克服は、理想ですが、国会と国連総会の多数意見にはなれません。来年の参議院選挙までに、じっくり議論して、護憲リベラル勢力の結集軸を作る必要があります。

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