富岳

京に続く新スーパーコンピューターの名前は「富岳」だそうです。しかし、日本軍が開発を試みましたが、実現できなかった爆撃機と同じ名前です。日本本土からハワイへ往復できる重爆撃機を作る計画でしたが、当時の日本の技術ではエンジンが実用にならず、部品の試作段階で敗戦を迎えたはず。ニュースキャスター、故・筑紫哲也さんの遺言を思い出してしまいました。「歴史は繰り返さず、人間は変われると信じたい。」私も信じたいですが、今度は大丈夫か!?
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貧乏くじ

大学の先生の多く、例えば我が恩師ns先生は、学生を無料の労働力だと思っています。私が大学院生だったときにns先生から明日会議室に集まるように連絡があったので、久しぶりに学校で勉強できると期待し、日当4万円のアルバイトを休んで学校へ行ったら、待っていたのは印刷物をホチキスで綴じる作業でした。また、私がメディアセンター研究嘱託に任命された時、ns先生が、「石川君は原稿料収入があるから、月給11万円で大丈夫だよね。」私は「はぁー」と答えてしまいましたが、所長室の机をひっくり返すべきでした。
 科学研究費で学生に作業させると報酬が時給850円と決まっていたので、私が30分間で開発したUTF-8符号対応htmllintは開発費425円でした。
 それに対して、バイオインフォマティクスのmt先生は、慶弔休暇の次に学生との共著論文執筆を優先し、学生の論文が学術誌に掲載されると報奨金を支払っていました。mt研究室からは、毎年何人もの博士が誕生しています。学籍がある間にmt研究室に寝返るべきでした。
 ゲーム「信長の野望Online」の中で、女忍者がやられると「貧乏くじ」と言いながら倒れます。私も最期に「貧乏くじ」と言うのでしょうか。
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