今日はいよいよ、Clif of Moherというアイルランドの南西へ一日ツアーで行ってきます。朝6時半集合、夜8時解散という少々強行軍ですが、アイルランドの素晴らしい自然が見られるということで楽しみです。前日にダブリンのツアー会社で申し込みをし、値段はお手頃な48ユーロです。バスの運転手兼ガイドという危なっかしい仕組みでもありました。
ライムストーンでできた古代の遺跡や古い修道院を訪ね、最後に壮大な崖にたどり着きます。大きなバスに観光客が満員です。途中から雲行きが怪しくなり、空は灰色で雨が降り出しました。
バスの運転手兼ガイドの彼が非常に仕事熱心で、皆のお昼休みに社内をモップ掛けしたりと働き者だったのですが、ひどく時間に細かく神経質な性格なので、窮屈でもありました。耳に心地よい非常にいい声を持った彼でしたが、それも台無しでした。それにこれはこのツアーの掟なのだと思うのですが、ほぼ全時間しゃべりっぱなしなのです。今考えてもよくそんなに話すことがあったと思うほど、各所で作られたパワー電力発電の話や、町の歴史、動物たちのことなどひっきりなしです。横で眠っているナヨミと私を始め、他の観光客たちも全般に朝早い集合もあり疲れている雰囲気でした。
けれどもやはりツアーの目玉のモヘアーの崖に着き、崖の上から見下ろす景色は壮大でした。体全体に強い風が吹き付け、目の前に広がるのは大海原だけで、希望以外の何も考えなくていいような解放感がありました。
日が傾き、一面紫がかった濃いピンク色の空も胸に強く残りました。自分が現実とは遊離した世界にいるのかと錯覚するほどの綺麗なメルヘン色のピンクです。この空の色は、あまりにも美しかったので今でも思い出します。
ライムストーンでできた古代の遺跡や古い修道院を訪ね、最後に壮大な崖にたどり着きます。大きなバスに観光客が満員です。途中から雲行きが怪しくなり、空は灰色で雨が降り出しました。
バスの運転手兼ガイドの彼が非常に仕事熱心で、皆のお昼休みに社内をモップ掛けしたりと働き者だったのですが、ひどく時間に細かく神経質な性格なので、窮屈でもありました。耳に心地よい非常にいい声を持った彼でしたが、それも台無しでした。それにこれはこのツアーの掟なのだと思うのですが、ほぼ全時間しゃべりっぱなしなのです。今考えてもよくそんなに話すことがあったと思うほど、各所で作られたパワー電力発電の話や、町の歴史、動物たちのことなどひっきりなしです。横で眠っているナヨミと私を始め、他の観光客たちも全般に朝早い集合もあり疲れている雰囲気でした。
けれどもやはりツアーの目玉のモヘアーの崖に着き、崖の上から見下ろす景色は壮大でした。体全体に強い風が吹き付け、目の前に広がるのは大海原だけで、希望以外の何も考えなくていいような解放感がありました。
日が傾き、一面紫がかった濃いピンク色の空も胸に強く残りました。自分が現実とは遊離した世界にいるのかと錯覚するほどの綺麗なメルヘン色のピンクです。この空の色は、あまりにも美しかったので今でも思い出します。