今回のアイルランド旅程で非常に心に残っているのが、ナヨミと地元の人たちが行くパブに紛れ込んだことです。メイン通りを少し離れたパブに立ち寄ったら、ぞろぞろと水色のお揃いのTシャツを着た地元の人たちが入ってきて音楽が始まりました。
こじんまりしたパブですぐに席が埋まり、相席をいいかと聞かれました。
何かのクラブチームの会合後の帰りだということです。
一緒に飲み始めた二人連れはお父さんと娘の婿らしいのです。「今日はどこへ行ったんだ?」とか「明日はどこへ行くんだ?」「ホテルはどこに泊まってるんだ」などと会話している間にも珍しい東洋人の二人連れの私たちのところへ地元のおじさんたちが挨拶に来ます。
演奏されている音楽をみんなで聞き、「あれはイギリスに対する反抗の歌なんだ。俺らは自由だぞっていう」私たちに歌の解説をしてくれます。
「『ダニー・ボーイ』はアイルランドの人たちはあまり好きじゃないの?」という質問をしました。昔、どこかで「日本ではアイルランド音楽の代表に挙げられる『ダニー・ボーイ』だけど本場アイルランドではそんなに好まれていない」という記事を読んだ記憶があったからです。その記事の通り、手を上下に揺らす仕草をしながら「It’s ok」との返事でした。
演奏されている音楽をみんなで聞き、「あれはイギリスに対する反抗の歌なんだ。俺らは自由だぞっていう」私たちに歌の解説をしてくれます。
旅の醍醐味は地元の人と出会うことです。美しい建造物を見るのもいいけれど、土地の人に出会って接することこそかけがえのないものはありません。
「年上の人の歌を若い人たちも熱心に聞くっていう光景は日本ではないよね」とナヨミが言いました。そう言われてみればそうだと思い、歌と一体になれるアイルランドの人々の国民性を素敵だと思いました。
こじんまりしたパブですぐに席が埋まり、相席をいいかと聞かれました。
何かのクラブチームの会合後の帰りだということです。
一緒に飲み始めた二人連れはお父さんと娘の婿らしいのです。「今日はどこへ行ったんだ?」とか「明日はどこへ行くんだ?」「ホテルはどこに泊まってるんだ」などと会話している間にも珍しい東洋人の二人連れの私たちのところへ地元のおじさんたちが挨拶に来ます。
演奏されている音楽をみんなで聞き、「あれはイギリスに対する反抗の歌なんだ。俺らは自由だぞっていう」私たちに歌の解説をしてくれます。
「『ダニー・ボーイ』はアイルランドの人たちはあまり好きじゃないの?」という質問をしました。昔、どこかで「日本ではアイルランド音楽の代表に挙げられる『ダニー・ボーイ』だけど本場アイルランドではそんなに好まれていない」という記事を読んだ記憶があったからです。その記事の通り、手を上下に揺らす仕草をしながら「It’s ok」との返事でした。
演奏されている音楽をみんなで聞き、「あれはイギリスに対する反抗の歌なんだ。俺らは自由だぞっていう」私たちに歌の解説をしてくれます。
旅の醍醐味は地元の人と出会うことです。美しい建造物を見るのもいいけれど、土地の人に出会って接することこそかけがえのないものはありません。
「年上の人の歌を若い人たちも熱心に聞くっていう光景は日本ではないよね」とナヨミが言いました。そう言われてみればそうだと思い、歌と一体になれるアイルランドの人々の国民性を素敵だと思いました。