本日はツアー第二回目ということで、ダブリンからさほど遠くないキルケニーという地へやってきました。前日のモヘアー・クリフより近いため、9時出発の夜6時着という緩めのツアーです。途中立ち寄った失われた楽園に建てられた墓地は素敵でした。アーチをくぐった小道の先には、墓地があり、大小それぞれの墓石が無造作に建てられているのです。昔、ノルマン人がやってきてこの地を征服し、その記念に建てた高い鉄塔もありました。大学で勉強したイギリスの歴史をおぼろげに思い出します。今回の旅は、歴史を勉強したいと強く思いました。
キルケニーの街には有名なお城があります。昔、ロンドンからやってきた何とかという一族が貴族に成り上がりお城に住み繁栄をしたと、昨日の厳しいガイドから一変、本日のもっと朗らかなガイドが話してくれました。これからガイドと一緒に町の名所周りをしたい人と、個人行動したい人と別れ、ナヨミと私は自分たちだけでお城の中に入りました。キルケニーのお城は今まで見たヴェルサイユの煌びやかさやトリノのサヴォイア族の王宮やウィーンのシェーンブルン宮殿よりも壁紙は野の花のように素朴で明るい黄色が基調になっていたりと田舎風でした。ただし、それは内部の話で、アイルランドの代表とも言える黒いライムストーンが使われた外壁はとても暗い黒色の城壁を作ります。修道院も教会もお城も人々の住む家もライムストーンでできているものが多くみられます。それが必然的に全体的に暗い雰囲気を醸し出します。
ライムストーンで埋め尽くされたアイルランドの地を見て、どうして作物が育たずに幼い姉弟が家族と離れ離れになってアメリカへ旅立たなければならなかったのかの理由がわかりました。
キルケニーの街には有名なお城があります。昔、ロンドンからやってきた何とかという一族が貴族に成り上がりお城に住み繁栄をしたと、昨日の厳しいガイドから一変、本日のもっと朗らかなガイドが話してくれました。これからガイドと一緒に町の名所周りをしたい人と、個人行動したい人と別れ、ナヨミと私は自分たちだけでお城の中に入りました。キルケニーのお城は今まで見たヴェルサイユの煌びやかさやトリノのサヴォイア族の王宮やウィーンのシェーンブルン宮殿よりも壁紙は野の花のように素朴で明るい黄色が基調になっていたりと田舎風でした。ただし、それは内部の話で、アイルランドの代表とも言える黒いライムストーンが使われた外壁はとても暗い黒色の城壁を作ります。修道院も教会もお城も人々の住む家もライムストーンでできているものが多くみられます。それが必然的に全体的に暗い雰囲気を醸し出します。
ライムストーンで埋め尽くされたアイルランドの地を見て、どうして作物が育たずに幼い姉弟が家族と離れ離れになってアメリカへ旅立たなければならなかったのかの理由がわかりました。