どこ吹く風

旅のことを主に書く。

梅里雪山

2009年04月11日 08時10分35秒 | 旅への想い
 日蝕と引っ掛けた中国の旅、我ながら良い着想である。観測場所については前回書いたサイトをよく読むと中国科学院天文台の推奨地が記載されている。都市地区に近い地点なのでその場所へ行くにも交通の便は良いだろう。それに日蝕は当然昼間起きるので交通手段も選択肢が増える分容易になるだろう。

しかし問題は天候だ。
2008年オリンピック開催中に起きた日蝕のとき、西安と延安の中間に位置する銅川(だったと思う)のその日の晴天率が発表されていた。過去のデータからの確率が分かれば大いに参考になる。天気は100Km も離れれば違っても当たり前だ。できれば候補地別の晴天率が見たい。

 今回は晴天率が記載されたサイトに未だ巡り合いが無い。それで降雨量から推測した、中国では6月から9月は降雨量が増える時期に当たる。問題だな~
天文マニアではないので、雨とか曇りで日蝕の様子が見えないのは諦められる。しかし山へ行ってまで降られたり雲がかかって雄大な景色が見えないとなると大ショックを受ける。相当な文句が来ることは間違いない。
 
 天気の責任は負えない、しかし降雨量が多い月を選んだという責任はある。たった数時間の日蝕を名目に2週間の観光日程を組むのだから、それなりの責任が生じる。どう判断するか迷うナ~

 一応梅里雪山行きのことを調べている。その中で分かったことは中国では旅行社のテリトリーが決められていて省内が主体となっているようだ。行きたい所は雲南省にあるのでそこの旅行社を探さねばならない。
しかし日本語サイトから入っていくと日本人向けのツアーが組まれている。ただ料金も日本人価格なのでどうしても現地旅行社を探し出さなければならない。用語を替えて検索するけどヒットするのは日本語で書かれた中国の旅行社のみ。

 そこで中国語の旅行社用語を加えて検索すると上手く行き、昆明の旅行社のサイトが分かった。「大理、丽江、香格里拉」ツアーはあるが梅里雪山まで行くツアーが無い。
 別の会社を探す。そこに「昆明、丽江、香格里拉、梅里雪山、明永冰川朝圣之旅双飞6天5晚游」があり、3380元、約5万円のツアーである。
ちょっと高い気もするけど昆明ー麗江まで飛行機利用だから納得できる。日本語版ツアーに比べれば三分の一以下の金額だろう。日本語のできるツアーガイドが付くか付かないかの差と、ホテルの梅の数の違いだろう。

 山を見るのが目的だから説明が聞けなくてもいい。言葉は通じなくてもなんとかなる、これまでナンとかなった。
ニーハオトイレでなく平常心で用を足せるトイレは欲しいけど。値段の分は我慢せざるを得ないのか。(笑)