どこ吹く風

旅のことを主に書く。

レンタカー

2009年05月18日 07時41分08秒 | 旅への想い
 航空便の行きと帰りが決まったところでひと安心、いよいよ旅の中味、チロルとドロミテそれにスイスの観光ルートの具体的検討に入れる。
ところが航空ルートに気をとられている間に、せっかく調べたチロルとドロミテの様子がか薄れている。ここぞと思ってメモしていた地名が昆がらがって何処に位置するのか分からなくなっている。地図で一つひとつ探すハメになってしまった。

 何時もならある場所に行くと決めるだけで済んだのだが、今回これほど位置に拘るのはレンタカーで回ろうと考えているからです。
ザルツブルグで借りてまずチロルを走り、ドロミテに入りインスブルックで返却するという行程を考えているので走る順序が問題なのです。それも地図上に太くて濃く描かれた道路ではなく景色が美しいであろう山あいの道を走りたい。

 先人のブログや旅行者のツアー内容に記載されている地名を頼りに地図を見ると行き止まりになっている箇所も多い。またバスで通過したと書いてあった場所が行き止まりに見える。地図をどんどん拡大すると、道らしきものが現れ道路を示していた色が消えてラインだけになっている。国道が村道になったということか。

 また日本語サイトで調べた地名を地図で探そうとすると、これがけっこうムツカシイ。表記と発音が一致しない、英語読みしているのが原因だ。SALZBURGやINNSBRUCKはカンでザルツブルグにインスブルックと読めるが、カタカナからドイツ語を探すのに苦労した場所も多い。「チョピンとは俺のことかとショパン言い。」という感じです。(笑)

 ところでレンタカーを利用するのに多少の不安もある。向うは凄いスピードでぶっ飛ばすということだし、それに左ハンドルを運転したのは30年も前の話だ。右側通行を一夜にして現在の左側通行に変更したときの混乱が頭をよぎる。カーブでハンドルを切ったとき反対車線に入ろうとするのが多々あった。身に付いた習性はカンタンに抜けるものではない。ナビ担当にその都度声を出して注意喚起してもらうしか無いだろう。

 1978年7月30日までオキナワの車は道路の右側を走っていた。変更になった日を「ななさんまる」という。慣れの問題だが混乱は当然起きた。あのときの逆のこと、アタマの中は右だ左だとパニックになる事態も予想される。それでもレンタカーで回りたいと今現在は考えている。危険危惧はあってもバスの時間を気にせず好きなように回れるレンタカーのメリットはあると思われる。