小型ソーラー電力セイル実試機IKAROSの定常運用が終了し、その成果が報告されました。
それを少しだけ紹介しようと思います。
光には、実は圧力があります。
そのため太陽光が面に当たると、そこに力が発生します。
これを人工衛星の推進力として利用する試みは、世界中で始まっていますが、IKAROSは世界に先駆けてソーラーセイルによる宇宙空間での加速に成功しました。
光による圧力はとても小さいので、非常 . . . 本文を読む
1月22日にH-IIBロケットで打ち上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)2号機、愛称「こうのとり2号機」は、今夜国際宇宙ステーション(ISS)とランデブーし、ロボットアームで把持された後、ドッキングします。
ロボットアームによるキャプチャと、ISSとのドッキングの様子は、JAXAの特設サイトから中継で見ることができます。
これまでの流れ:
1月22日14時37分 種子島宇宙センター第2発射 . . . 本文を読む
今月からやぎのツイッター(Yagi on twitter)で最新ニュースの配信を始めました。
ブログの編集より楽!!!リンクを貼るのも簡単!
そんなわけで気になったニュースをすぐに書き込んで紹介できるので、ニュース速報にはツイッターを使っていこうと思います。
ニュースについての詳しい解説等は、これまで通り当ブログの最新ニュースコーナーで配信するつもりです。
尚、ツイッターでは、当ブログの更新 . . . 本文を読む
他のカテゴリから溢れたニュースを取り上げますが、2月はどちらも物理学のニュースです。
宇宙の大部分を構成していながら、その正体を捉えることができないダークマターですが、様々な観測や実験によって外堀を埋めるようにじわりじわりとその正体に迫りつつあります。
★量子干渉による重力赤方偏移の測定
A precision measurement of the gravitational redshi . . . 本文を読む
銀河や、宇宙大規模構造等についてのニュースです。
現在の大型銀河が、銀河同士の衝突によって成長・進化してきたことはもはや常識かもしれませんが、銀河の進化にはまだまだ多くの謎が残されています。
★ブレーザー天体で同時に起こるγ線フレアと可視光線偏向角の変化
A change in the optical polarization associated with a γ-ray flare i . . . 本文を読む
ここでは、恒星の進化や、太陽系外の惑星系等についてのニュースを広く取り上げます。
1月に続き、太陽系外惑星をめぐる研究成果にも注目が集まりますが、それ以外に注目したいのはIa型超新星の起源についてのニュースです。
Ia型超新星は宇宙の膨張速度を測定する指標とされ、そこから宇宙論の根幹を成す重要なパラメータが与えられるので、その研究は非常に重要です。
★超新星残骸W44のγ線観測
Gamma . . . 本文を読む
ここでは2月の地球や太陽を含む太陽系に関するニュースを取り上げます。
最も注目すべきニュースは、スターダスト探査機(現在もNEXTミッションとして探査継続中ですが)が持ち帰ったヴィルト第2周期彗星からのサンプルの分析結果です。
また、小惑星同士の衝突直後と思われる天体や、冥王星の地表の変化等、ハッブル宇宙望遠鏡の最新観測結果にも注目です。
これら太陽系内小天体への関心が高まる中、日本の小惑星探査機 . . . 本文を読む
1月のその他の天文ニュースです。
宇宙開発や、宇宙論・物理、その他あらゆる天文関連ニュースを含みます。
★全天X線監視装置(MAXI)のデータ一般公開開始
「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション全天X線監視装置(MAXI:マキシ)による観測データの公開開始について
★WISE赤外線観測衛星のファーストライト
NASA's WISE Eye Spies First Glim . . . 本文を読む
1月の銀河関連ニュースです。
銀河から宇宙大規模構造、銀河形成論等に関するニュースを集めました。
★銀河からのびる謎の尾
MSU Contributes to New Research on Star Formation
Abell 3627銀河団の中にあるESO 137-001銀河からは、26万光年にもわたってのびる2本のガスの尾が発見されています。
星形成領域は銀河の円盤に分布してい . . . 本文を読む
1月の恒星・系外惑星関連ニュースです。
ここには、恒星の形成・進化、太陽系外惑星系、等に関するニュースを幅広く集めています。
★最も低温の褐色矮星を発見
Astronomers discover cool stars in nearby space
褐色矮星SDSS1416+13Aの周りを公転する、より小さい褐色矮星SDSS1416+13Bが発見されました。
SDSS1416+13Bは表 . . . 本文を読む
1月の太陽系関連ニュースです。
★1月のはやぶさの状況
今週のはやぶさ君
今年6月、日本の小惑星探査機はやぶさは、小惑星イトカワの地表から採取したサンプルを携えて地球上に帰ってきます。
1月には世界中のアンテナ距離や速度を精確に把握した上での軌道調整が行われ、Hill圏である150万km以内を通過する軌道に入りました。
通信状態も良好に保たれています。
★ガニメデとカリストの違いを生 . . . 本文を読む
【ここまでのまとめ】
いよいよ話はシュテインスの内部構造についてですが、その前にこれまでの話をまとめておきましょう。
・シュテインスが典型的なE型小惑星であることが再確認されました。E型小惑星の起源は、より大型の小惑星が破壊されてできたコアの一部と考えられています。
・シュテインスの形状は、平均直径5.2kmのダイヤモンド型です。
・シュテインスはおよそ6時間で、公転方向とは逆向きに自転してい . . . 本文を読む
【地表の成分】
複数のフィルタを使った観測で、シュテインスのスペクトル分布が得られました(上図)。
○はNACのデータ、▲はWACのデータです。
実線は、地上からの観測で得られたデータであり、今回の観測結果はそれとよく一致することが確かめられました。
上で述べたように、スペクトルは物質の組成を表しています。
小惑星はスペクトルの特徴によっていくつかのグループに分類されますが、シュテインスはE型 . . . 本文を読む
2008年に接近観測された小惑星シュテインスの画像解析の成果が、アメリカの科学雑誌サイエンスに掲載されました。
それによると、シュテインスはいくつかの塊が集まってできた隙間の多い構造なんだそうです。
撮影された画像の分析から、こんなにも多くの情報が得られるのか!と驚きの内容です。
今回の特集は、その内容を噛み砕いて解説していきます。
どのように画像を分析していき、そこからどんなことが分かったのか、 . . . 本文を読む
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