下水道補修工事の現場で作業員3人が倒れているのが見つかり、その後死亡確認 有害物質が発生した可能性も 秋田・男鹿市
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者は、なにをしていたのだろう?
一人倒れたら、救助にあたる人は、空気呼吸器(ボンベ)を背負って二次災害を防ぐのが基本中の基本。
実際に作業する人も、酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育を受けていなければならない。
教育受けていれば分かっているはず。でも、この種の事故はよく起こる。
酸素濃度、硫化水素の濃度を確認してから修理作業に入ったとして
下水管の修理を終えて、下水を流して事故が起こったらしい。
送風機(換気装置)を回して管内空気を換気していたのか?
あるいは、下水を送った(流したとき)に、汚泥、汚水が撹拌されて、
何らかの問題(酸欠、有毒ガス)が発生したと思う。
換気しながら水道水を流して修理状況を確認して、それから作業員を退避させて、下水を流すべきではなかったのか?
会社で酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者の取得費用をもってくれる場合もありますが、事故は待ってくれない。
私は自分で取得して持っています。
酸素濃度や硫化水素濃度測定機を持っていても、
送風機、空気ボンベまで持って現場に行く会社ってどれくらいあるのか?
ひどい言い方になりますが、事実だけをいうと
(酸欠が予想される)坑内でタバコ付けて火がついていれば安心と言ったとある人がいた。
酸欠が予想される場所で、無資格、かつ、測定機無し、もちろん測定なしで作業を行った人達がいた。
また、その作業を大々的にでもないけど、作業していますと広告していた某会社もある。
読んだ方は、呆れ返っておられると思うけど、これが現実です。
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