「僕を覚えてますか?」
「もちろん。一番下の大きな箱で、オブジェを販売されてましたよね」
「こんにちは、あの私・・」
「ああ!!三角箱が完成した時に、ガラスの押し花のネックレスを置いてくれていた!」
なつかしい、元作家さん達。ほぼ6,7年振りとか。
私は、名前は覚えていないんだけど、作家さんの顔と、作品の内容は、多分1000人分くらいは覚えています。
「あれ、もしかしたら広瀬くん?」
「そうだよ」
広瀬勉さんも、もと、ニヒル牛の作家さん。
だけどそのもっと前からの友人でもある。ほんとに8年ぶりぐらいだ。
今日は、なんだか、懐かしい人が多く来る。
広瀬君が、DMを渡してくれた。
「これ、分かる?」
見た瞬間、胸がぎゅんと痛くなる。
「・・ねこやん・・?」
10年前に、いなくなってしまった、うちの猫。思わずつぶやいてしまう。
「いい猫だなあ」
「そうだよ。すごくいい猫だよ」
「私たちは。ろくな飼い主じゃなかったけどね」
もちろん、うちにもねこやんの写真はある。
だけど、プロのカメラマンである彼が撮った写真には、姿形以上の切ない、いなくなった猫の痛い様な記憶まで、映っている。
DMを撮影して、不覚にも泣いた。
なんて日だ。
「もちろん。一番下の大きな箱で、オブジェを販売されてましたよね」
「こんにちは、あの私・・」
「ああ!!三角箱が完成した時に、ガラスの押し花のネックレスを置いてくれていた!」
なつかしい、元作家さん達。ほぼ6,7年振りとか。
私は、名前は覚えていないんだけど、作家さんの顔と、作品の内容は、多分1000人分くらいは覚えています。
「あれ、もしかしたら広瀬くん?」
「そうだよ」
広瀬勉さんも、もと、ニヒル牛の作家さん。
だけどそのもっと前からの友人でもある。ほんとに8年ぶりぐらいだ。
今日は、なんだか、懐かしい人が多く来る。
広瀬君が、DMを渡してくれた。
「これ、分かる?」
見た瞬間、胸がぎゅんと痛くなる。
「・・ねこやん・・?」
10年前に、いなくなってしまった、うちの猫。思わずつぶやいてしまう。
「いい猫だなあ」
「そうだよ。すごくいい猫だよ」
「私たちは。ろくな飼い主じゃなかったけどね」
もちろん、うちにもねこやんの写真はある。
だけど、プロのカメラマンである彼が撮った写真には、姿形以上の切ない、いなくなった猫の痛い様な記憶まで、映っている。
DMを撮影して、不覚にも泣いた。
なんて日だ。