ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

秋だから

2009年11月01日 | Weblog
ポヲさんの新作。
秋のハリネズミさんたち。
ピンとした針がなんとも美しい。
そして、本というモチーフには、なぜかいつも心ひかれてしまいます。
切なくさせる、秋の空気の匂いがする作品です。

さて。
悪夢探偵2という映画を見ました。
もう長々と感想を書きそうになるので、自重しますが(ここ店番日誌だからね、冷静な私)
泣いたよ。
松田龍平に。
あんなに気持ちのある演技もするんだなあ。
重たい闇を抱えた少女を抱きしめる手のひらに、しくしくと。
亡くなったお母さんの料理する幻を、繰り返し振り返ってみる、笑顔でも泣き顔でもない、切ない表情と。
その長いシーンの最後に、結局消えてしまった幻と、もう何年も使っていないシンクを見てみせる号泣と。
はあ・・・。
まさかこの監督に、こんなに泣かされるとはなあ。
・・・・結構長く語ってしまってますが、ほんとはこの3倍語りたかったのですよ。
だって実際は、映画のテーマである、暗い悲しみと恐怖の中の、美しい救いに1番泣いたわけだし。
ちっとも冷静じゃないけどね。結局・・。
秋深しだね。
コメント
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