外からも見えるこの作品は、まさにこの展示の看板となってくれています。
展示の発案者でもあるヨコタケイさんのステンドグラス。かっこよく、美しい。
ずっと外から作品を魅入っていた女子高生が、思い切ってお店に入り、ただひたすらヨコタさんの作品を見ている姿が印象的でした。
最後に「ありがとうございました」と丁寧に一礼して。ものすごく、惹かれたんだなあと。
DNAが刺繍されたうこわやさんのカバンは、すでに完売してしまっています。大きくたっぷり入り素敵でした。
3パーツに分かれるお人形を見たお客さんが「これは愛の告白なんじゃない?」と。
ああ、確かに!粘土の人形は心臓を捧げている。
他にも大人の心をぎゅっとつかむ、骸骨の鉛筆削り(光ります!)もあります。
近未来さんの新しい作品、タイトルは『輪廻』。この愛らしいお人形は植物を植えられます。
植物が育っていけば、当然人形は破壊され、あるいは融合されて。話を聞いた時には少し、抵抗の気持ちもありました。
だけど、手に取ったこの子のしんとした佇まいは、いつか植物と同化していく姿を夢見るように想像できて。
人形との遊び方が分からない私にも、なんていうか愛しくて、とても、ぐっときてしまいました。
この人形は、自分の所に来た時から、時間の流れが始まるのだと。
近未来さんは他にもどくろちゃん等を納品してくれました。どくろちゃんは2体とも完売ですが、最後までご覧いただけます。
見応えのある展示は、もちろん一度では紹介しきれません。
明日に続きます。