ニヒル牛 石川あるの紹介日誌

『ニヒル牛』の店番石川あるの、作品紹介を中心にした日誌です。レンタルボックスと言われる事も多い昨今です。

『アオタカ ギターエピソード』

2018年03月17日 | Weblog
「え、どういう事」
「くくくく」
何も知らずに来店した親子が、ひそひそ声で話すのが聞こえてきます。

本日から始まった青木タカオ初の個展。
40年前に、初めて池袋の路上で歌った男。
石川浩司が所属していた"たま"を産んだライブ『地下生活者の夜』を今でも続けている男。
(ライブの第一回は、1982年でした・・・)
ミニコミ『地下生活者会議』を、淡々と212号まで続けている男。
そう、淡々と。
声高に何かを主張するでもなく。
俺の歌を聴けなんて言った事もなく。
淡々と。淡々と。
筋金入りのクレイジーとはこういう事なんだ。
インディーズで作品を生み続けている、これも一つのカタチです。



ライブは3/22(木)8時15分から。チャージは1000円です。

そこいら辺のロック小僧達には太刀打ち出来ないメガネ男がここにいると。
そんな事を、私は訴えたかったのです。

ま、そんな私の思いとは裏腹に、ただひたすら、ギターへの愛を語られる展示になったけどね・・。
何も知らない親子が、戸惑って笑うほどに。



それでこそまた、青木タカオです。
コメント
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