今日ご紹介の作品は、ちょっとイレギュラーかもしれません。
本です。
作者はサバーカイコーシュカさん。
「え、この本見たことないよ」
はい。こちらは、ニヒル牛の店頭には並びませんでした。
サバーカイコーシュカさんのブログ大ファンのお客さんがいらして。
「いつか本で読みたい」とおっしゃっていました。
それは本当に熱い思いで、ブログのここやここや、あそこがどんなに素晴らしかったかを話してくれました。
「もう大好きなんです」と。
それを聞いたサバーカイコーシュカさんが、それなら作ってみますって。
出来上がったのがこの一冊。
読み応え充分。
細工も素晴らしいし、何より面白そう。
おしゃれで重厚感まである、すごく素敵な本。
うーむ。
求める方がいて、それに答えてみようという作家さんがいる。
それは、例えばお店に一回も並ばなくたって、全然いいんです。
ただ、私は意地汚いので、「紹介させて」とお二方にお願いしました。
ニヒル牛は、そういう店でもあったのだなあと思い出します。
大勢に広げる、沢山の人に見てもらう。
確かにそれは素晴らしい。
けれど、『たった一人の宝物が見つかる店』
そんなフレーズを、20年以上前から使っていたのですから。
お客さんから送られてきたこの本の感想メール、そのタイトルは「宝物のこと」でした。
サバーカイコーシュカさんのブログはこちらから読めます!
https://pastsarami.exblog.jp
今日は、お店に並ばなかった本の話でした。