勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

3度目のインプラント

2021-05-20 18:12:01 | 日記
これまで歯の治療では、お金と時間をすごくかけている。どうも母親が歯の質が悪く、若い時から入れ歯だった。遺伝によるのがどこまでかわわからないが、息子は歯を磨かなくても虫歯がない、娘は、歯の質が悪く、定期的に歯医者で検診、歯を磨いてもすぐ虫歯になる。娘は、私の遺伝ですね。

歯の治療は、世界中で受けた。インプラントの一回目は2000年に上海に駐在中に香港へ何度も飛行機通い、インプラント。まだ中国では、インプラントの技術が普及していなかった。親知らずを数本抜いて、その上にインプラント。1週間香港のホテルで痛みをこらえて、お粥をすすっていたのを覚えている。その痛みのお陰で30年も吸ってきたタバコがやめられた。2度目のインプラントは、2010年ごろ、上海の外資系医院のシンガポール人の歯医者にインプラントをやっていただいた。インプラントは、抜歯からインプラント、クラウンを入れるまで、6ヶ月かかる。アメリカでは、日本の下手な歯医者が、やった歯の神経の再治療を、数本集中的に受けた。2010年ごろでもアメリカでは電子顕微鏡を使い、神経の再治療をやっていた。

残念ながら、日本の歯医者は、質がひどかった。今はどうかわかりませんが。現在も日本では、アメリカ人の歯医者さんにお世話になっています。一時帰国で必ずクリーニングと検診。

どうもここ数日歯が痛く、タイで初めて歯医者へ行った。家内が通う歯科総合病院はちょとバンコクの中心から遠い。実は、東京のアメリカ人の歯医者にタイで治療(多分インプラントの可能性あり)を勧めらている歯が一本ある。今回は、別の歯が痛い。









友達の紹介してくれた、小さい歯医者は、コロナで休業中。もう一人の友人に紹介された歯医者へ電話。専用車で家まで迎えにきてくれた。入り口に76年前に使われた歯の治療用の椅子とその設備が、入り口に展示されていら。家内の通う総合歯科医院よりは
小さいが6階か7階建。1945年に中国人華僑により設立。
スタッフは英語堪能で車の予約から、英語の保険の書類もきちんと書いてくれた。
アメリカと同じで、全て専門医がおり、治療により、医者が変わる。どうも抜歯してインプラント。次回は口腔外科医による抜歯。

タイの医療水準は、アメリカ並みでとても質が高い。歯医者も同じ。値段がアメリカやヨーロッパに比べて安く、アメリカ人、欧米人、中国人も質が高く、安価な医療を求めてタイへやってくる。

この歯医者さんにも一般歯科医以外にしたの5種類の専門医がいる。
日本では、歯科大学病院しか、専門歯科医がいない。日本の歯医者は、何でも屋だが、神経治療やインプラント治療もあまりいい評判は聞かない、

以下は、ジョージア日本人商工会の歯医者の説明から

一般歯科医
  アメリカの医療では、医師の診察を受けるときはまず一般医を受診し、その診断にもとづいて専門医のもとへ行くシステムになっています。
歯科医療でも、これは同様です。年に2回の検査とクリーニングは一般歯科に行ってしてもらい、むし歯ができたり歯周病になったりしても初期のうちに発見することができるので一般歯科で大抵治療することができます。一般歯科でも抜歯、神経治療、歯周病治療ができますし、最近では特別なトレーニングを受けて一般歯科医も歯科矯正やインプラントができるようになってきています。
 一般歯科でも、子供だけを専門に見る小児歯科医もあります。小児歯科医院は子供向けに絵本やおもちゃ、子供向けのビデオなどがあり、歯科医やアシスタントは子供たちになれているので、アメリカでは子供が小さいときは、親とは別の歯科医に親が連れて行くことがよくあります。
専門歯科医の種類
米国歯科医師会によると以下にご紹介する歯科の専門医はアメリカの歯科医の約20%を占めているそうです。
  1. 歯内療法科医(Endodontists)

    歯内療法科医は歯髄の治療を専門に行います。一般的には、神経治療といわれている歯の神経をとる治療(歯内治療)です。歯の内部は歯根管と呼ばれる空洞になっています。この中は歯髄と呼ばれる軟組織で、血管、神経、結合組織から成り立っており、歯冠から歯根の先まで広がっています。歯髄は歯ができかかっている時期には大変大切なものですが、いったん歯が生えてしまうと、歯は歯髄がなくても生きていけます。このように歯の内部の歯髄、根幹、歯根尖(歯根の先の骨に囲まれている部分)周囲の病気を治療することを歯内治療と呼んでいます。

  2. 歯周病科医(Periodontists)

    歯周病科は歯を支えている組織である歯肉と歯槽骨に関する疾患を治療する歯科です。一般的に歯周病と呼ばれているこれらの疾患は歯を顎骨の中に保っている歯肉、歯槽骨、その他の組織が細菌に感染して起こる病気です。細菌はプラークと呼ばれる無色でねばねばした、歯の表面に膜を作るものの中にいます。このプラークは毎日の歯ブラシとデンタルフロスで除去できますが、そのままにしておくと石灰化して硬くなり歯石になります。 この歯石は毒素を作り、それが歯肉の炎症の原因になります。痛みがないからといってこの炎症を放っておくと歯肉と歯槽骨の組織を破壊してしまい、元に戻らなくなってしまいます。
    歯肉炎や歯周病の初期の場合は一般歯科で治療ができることが多いのですが、歯周病がそれ以上進行してしまうと歯周病科医に治療をしてもらう必要が出てきます。その場合、スケーリング、ルートプレーニングという手術をしないでする歯石除去治療と、さらに症状が進行すると手術で歯肉を切って歯石除去をする治療があります。さらに最近は歯周病科医が骨の移植やインプラントをするケースも増えてきています。

  3. 矯正歯科医(Orthodontists)

    歯科矯正医はかみ合わせ、歯並びなどの顔面構造の管理、誘導、矯正に関する治療をする専門医です。アメリカでは、永久歯はすべて生えそろうと歯並びを治すために歯科矯正をする子供たちが大変たくさんいます。日本でも最近は歯科矯正が受け入れられてきているようですが、歯科矯正がそれほど進んでいない日本人からすると、歯並びが悪くカッコが悪いから子供のころからすると思われがちですが、歯並びを治す理由は他にもあります。見栄えを良くするだけでなく歯並びをよくすることによって噛み合わせを治し食べ物を良く噛めるようになったり、歯がきれいに並んでいると歯磨きも楽になり、むし歯や歯肉炎、歯周病になりにくくなります。これらの利点が得られるため、最近アメリカでは歯科矯正をする患者さんの約40%が成人だそうです。
    歯科矯正は一般的に歯に小さな金具(ブラケット)をつけてそこにワイヤーを取り付けて歯を動かします。それ以外に最近では、透明の薄いプラスチックでできたマウスピースをつけて歯を動かす方法もあり、矯正をしていることがあまり目立たないので、この方法は成人に人気があります。

  4. 口腔外科医(Oral Surgeons)

    口腔外科医は抜歯やインプラントをはじめ顔面や顎に関する病気の診断と手術を行う専門医です。アメリカでは、親知らずが生えてくると問題が出る前に抜いてしまうことが多く、その場合口腔外科医に紹介され、一度に全部抜歯してもらいます。口腔外科医は麻酔についても十分な訓練を受けていますので、局部麻酔だけでなく静脈麻酔を使って抜歯をしてもらうことができます。静脈麻酔は点滴から鎮静剤を注入し寝ているような状態になり、治療の感触や音などから来る不安や恐れを感じることなく治療を受けることができます。 最近は抜けてしまった歯を人工歯根により再生するインプラントが頻繁に行われるようになり、口腔外科医がインプラントをするケースが増えてきています。その場合、必要に応じて歯槽骨の移植も口腔外科医によって行われます。
    その他、口腔外科医は上下顎骨の治療や軟組織の治療、顔面の病気、外傷の治療、先天的疾患の手術や治療を行います。

  5. 補綴歯科医(Prosthodontists)

    補綴(ほてつ)歯科とは、歯や顎が欠けたり失われた場合に、冠、クラウン、入れ歯(義歯)やインプラントなどの人工物で補うことをいいます。補綴歯科医は新しい材料や治療技術を研究しその治療によって噛める、しゃべる、飲み込むといった機能の回復と見た目の自然観を回復することで、健康が維持されることを目指しています。口腔外科医と共同で欠損した顔、口腔の一部などの顎顔面補綴を行うこともあります。