勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

戦略的思考

2020-12-27 14:42:05 | 日記


ついに12月26日、東京で新規感染者949人、日本全体で3881人。第一波では、成功を収めて、日本はコロナウイルス対策では、成功したかに見えた。まるで真珠湾攻撃でアメリカに打撃を加えたと同じように。今は、日米戦争の歴史では、どの段階なのだろうか。これだけ感染者が増えてもロックダウンをせず、国民の政府への批判は盛り上がらない。国民の行動は、どうだろう。出来るだけ、外出や宴会等を自粛しているのだろうか。ここで批判しても、本人が、過ちをきずかないと、何も変わらないので、あえて批判しない。周りでは、かなり慎重に行動している人も、毎晩よく飲みに行く人もいる。個人が今自分の日々の行動をよく考える時に来ている。
今週は、東京で1000人は超えるだろう。

現状を分析して、長期的な戦略を立てて、今後の措置を決めるのは、大原則。


恩師が、よく言われていたのが、日本人に戦略的思考にかけ、現状に流されて何もしない国民だとの点。今ロックダウンをやるべきなのは、子供でもわかる論理だ。年末から正月にかけて、日本は、長い正月休みなので、ロックダウンには、最適な時期だと、ある方が言っていた。この時期であれば、それほど反論はないはずだ。

1月、2月にどうなっているか。1年後、10年後。。

なぜ日本は、アメリカやイギリス、中国にワクチンの開発で遅れたのか

2020-12-21 14:11:43 | 日記

アメリカ、イギリス、中国、ロシヤが、すでにコロナのワクチンを開発し、すでに臨床実験や接種の段階なのに、日本はどうして遅れているのか。

昨晩のNHKスペシャルが、その疑問に答えてくれた。要は、政府の科学政策がかなり長い間愚策で、研究機関や大学にお金が行かず、若い研究者を育成し、また若い研究者の正規雇用が難しいのが現状。例えば昨夜の番組で、ある大学では、コロナにタミフルのような薬を作る研究にわずか3人の大学の先生のチームで研究をしているのには、驚いた。3人目は、契約の非正規の先生で、生活のため薬剤師として週末にバイトをしていた。その薬の研究には、薬剤師の彼は欠かせない。他方では、日本の愚かな政治家が選挙に国のお金を不正に使ってたり、いろいろな無駄ずかいをしている。科学研究は、長い期間、自由にやる必要がある。最近国際的な科学系の大学のランキンで、上位に入る日本の大学が紹介されていた。東大でも京大でもない。沖縄科学技術大学院大学。世界中から大学院生や研究者が在籍している、国際的な大学。


個人的には、科学政策にとても興味がある。昔の日本科学史の師匠杉本正慶先生に何度も勧められた日本戦略論のテーマにも日本の科学政策が含まれている。

もし、お時間があれば、NHKの再放送をぜひご覧になってください。
パンデミック 激動の世界 (6)「“科学立国” 再生への道」

『早くも海外で始まったワクチン接種。日本もワクチン開発に挑むが、実用化のめどはまだ見えない。薬の開発でも、優れた成果を上げる国内の研究室が人材枯渇の危機に。数々ノーベル賞学者を輩出してきた日本の医学研究が、なぜコロナ禍で成果を示せないのか。今月急逝した科学者出身の元文部大臣・有馬朗人氏の亡くなる直前の貴重なインタビューや知られざる研究現場のルポで、迷走する日本の科学政策とその解決の道を探っていく。」

やっと書類上では、タイへの帰国準備は、9割終わったが。。最後に出発72時間前にPCR検査をして、その証明書を貰えば、帰国できるようになる。まだ1ヶ月あるので、帰れることができることを信じて待つしかない。


待てば海路の日和ありーありました。

2020-12-09 17:14:52 | 日記
待てば海路の日和ありとは、今は状況が悪くとも、あせらずに待っていれば幸運はそのうちにやってくるということのたとえ。






昨晩あるタイの旅行関係のニュースサイトで、全日空が1月6日からたタイへ週に3便のセミコマーシャルフライトを再開のニュース。タイ航空が11月に1月から同じ週数便の再開を発表していた。その時は、全日空は、12月、1月は、完全運休を発表。とてもがっかりしたのを覚えている。7月3日に一時帰国して、8月上旬にタイへ戻る予定だったが、すでに5ヶ月。自分の直感では12月、遅くても1月には、タイへの帰国ができると思っていた。11月の発表で、その直感が外れて、がっかりしたのを覚えている。家内に直感は当たったと言っても、相手にされていない。でも前日好きな笠原神社で早く帰れるようにお願いした。年輪が500年の木もあり、素晴らし神社。700年から800年前にできた神社。


昨晩すぐに全日空に電話、今の帰りの便の2月の予約を1月に変えられるか問い合わせた。今日のお昼に連絡があり、1月に変更できた。
これまは、基本的にタイ人帰国便でそれに外国人も便乗して乗れたが、予約も席も限られ、普通のオンライでは、予約できなかった。タイ政府の特別便とゆう名前だった。

帰りのチケットを変更して、1月22日に予約が取れた。これから各種の書類や2週間隔離のホテルの予約、コロナもカバーする保険の証明書や。今のチケットを使え、今のアメリカの保険が適用できるので、費用は、普通の3分の1に。72時間前のPCR検査の予約もしないと。


My teacher often says, “In the end all is well. If not well, it is not the end.” We need to have faith in our destiny. My teacher's email came a few minutes before I saw the news on start of semi-commercial flight by ANA from January 6.