新潟久紀ブログ版retrospective

農政企画課6「定着!!早起き習慣・昼食早食い習慣」編

◆◆番外エピソード短編集◆◆
●農政企画課で定着!!早起き習慣・昼食早食い習慣

 県庁の就業定時は8:30から17:15なのだが、私は毎日必ず7:00前には出勤している。現在まで20年以上続くこの習慣が定着したのが、実は農政企画課(現在は地域農政推進課)在職中の事だ。
 仕事でやりとりする農業関係の団体には、その性質上、県の農業職のOBや農業経営に関わる人が多かったのだが、農業関係の方々はとにかく「朝が早い」。始業時間とともに電話がなり、しかも大抵が早口でまくし立て、新潟弁のクセの強さも相まって、朝イチから圧倒されることもしばしば。
 毎晩残業続きとは言え、寝ぼけた対応をしているとやっかいな展開にもなりがちなので、始業前に1時間程度をかけて、頭をクッキリ目覚めさせ、その日に電話で攻められそうな予測と対策を準備しておく必要があったのだ。
 加えて、昼休みの12:00に即座に昼飯を食べ始め10分くらいで終えるのも、この職場で定着した習慣だ。
 農業関係団体の職員や大物農業者達は、朝早い電話に加えて、昼休みになると県庁での会議等の合間に情報収集や顔つなぎのために入れ替わり立ち替わりで頻繁に当課に訪れた。相手はある程度自由な時間に食事できる身分だから良いのだろうが、私たち公務員は12:00から13:00の昼休みを厳守しなくてはならない。知ってか知らずかそんなことおかまいなしに昼休みに長居をしてくれるのだが、大事なステークホルダーであるお客様達を"むげ"にはできない。
 昼休み一杯を接客に費やした場合は、上司に断って別室で遅い昼食をとろうとするも13:00からはそれなりに業務が舞い込んできて、結局昼飯抜きなどということも…。「12:10までに昼飯は掻き込むべし」これが経験的に身についてしまい、今日まで続く"悲しき習い"というわけだ。トホホだ。
 然りながら、その後に異動して勤務することになる別の部署においては、"早朝出勤"と"昼飯早食い"の癖が我が身を助けることにもなる。
 長い時間を掛けても"夜なべ仕事"には見落としやエラーが発生しがちだが、始業直後から予定される部長や課長への説明を前にして、早朝の静寂と爽やかな頭脳により、資料の誤りなどに気づきギリギリで修正や補足が間に合ったり…。午後イチの会議に向けて午前のうちに準備万端のつもりでも、昼食による気分転換後に資料を眺めると思わぬ不備に気付けて、昼休み中に対処できたり…。何のことはない"そそっかしいだけ"と言えばそれまでなのですが…。

(「農政企画課6「定着!!早起き習慣・昼食早食い習慣」編」終わり。番外エピソード短編集の第二弾として、農政企画課7「地域農業担い手公社で財団設立に関与」編へ続きます。)

☆農政企画課勤務時代に自作したマンガリーフレットもご笑覧ください。
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
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