戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

湯ノ湖畔状況

2010年05月05日 | 自然情報

本日午後からは湯ノ湖畔を歩いてきたので、そちらもお伝えしておきます。

現在山側(西側)は冬季通行止め中ですので、道路側(東側)の道の状況です。

木道上の雪はほぼ融けていて、歩くのに支障のある部分はほとんどありません。

ただし、兎島内には一部積雪・ぬかるみがあります。

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歩けないほどのレベルではありませんが、足元の装備に不安がある場合は、短縮コースを歩いたほうが無難でしょう。

 

今湖畔では、バッコヤナギの花がとっても目立っています。

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他にも、オオカメノキの花芽が大きく膨らんでいたり、シウリザクラの葉が展開を始めていたりと春の訪れを感じさせます。

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木々の枝先や足元をじっくり観察しながら、のんびり歩いてみてください。

とっても気持ちがいいですよ。(しょ)

 


カエルウォーク2010最終日

2010年05月05日 | 自然情報

4月29日より開催していた戦場ヶ原カエルウォーク2010。

例年5月の2、3日頃にピークを迎えるアズマヒキガエルの産卵、通称「ガマ合戦」ですが、今年は季節の進みが遅いようで、昨日の時点ではまだ確認されていませんでした。

この連休中は暖かな日が続いていたので、もうそろそろ出てくるだろう・出てきてくれ!と期待と不安でドキドキしながら、とうとう本日最終日を迎えました。

結果はどうだったかというと・・・残念!!

今日もアズマヒキガエルの姿はなし。

自然というのは都合よくいかないものですね。

でもでも、鳥や植物をはじめ色々なものを観察しながら、戦場ヶ原の早春を存分に楽しむことができたのではないでしょうか。

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まだまださみしい印象の戦場ヶ原ですが、実は見所がたくさんあるのだということに気づいていただけたのであれば幸いです。

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さて、今年はイベント中に見られなかったガマ合戦。

つまりはまだこれからチャンスがあるということ。

イベントは終わりですが、興味のある方は自分たちでカエルウォークをしてみてくださいね。

もちろん来年のリベンジ参加もお待ちしております。(しょ)