戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

熊道さんぽ

2014年10月17日 | 自然情報

4月以来となる、熊道レポートです。

少しマイナーな健脚の方向けのコースですが、カエデ類も多く、今はきれいに違いない!と、出かけました。

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う~ん、どうでしょうか。

カエデ類にはきれいに色づいている木もありましたが、まだ緑の葉も多い状態で、ピークはまだ迎えていない・・・のかな?

小田代原や中禅寺湖周辺が今週末にピークを迎えそうな中、もう少し先まで楽しめる“穴場”になるかも知れません。

なお、これまた台風の影響と思われる倒木が3箇所ほど見られました。

いずれも通行に大きな支障はありませんが、注意してお歩きください。

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今回一番の曲者、またぐにはちょっと高く、くぐるにはちょっと低いです。

(T-村)


新・山の上からこんにちはvol.79

2014年10月17日 | 新・山の上からこんにちは

こんにちは、日光自然博物館です。

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

■今朝の奥日光9℃(博物館周辺 8:50現在)

今回は、小田代原のカラマツの黄葉をご紹介です。
昨年は見に行く直前で台風に散らされてしまい、今年こそはと思っていたところへまた台風。

「ダメなのか?」と多少の不安を感じながら、小田代原へ向かうと・・・

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そんな私の憂いを吹き飛ばすかのような、一面の鮮やかな黄色が迎えてくれました!
取材した15日の時点では、一部緑の葉も残っており金屏風まではあと一歩、というところでした。

またカラマツばかりに目が行きがちですが、周囲の山々も色とりどりに彩られており、見逃せません。
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そして今回の発見は・・・

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アブの一種です。

エサとして捕えた昆虫を引きずる様子から、ムシヒキアブと呼ばれる仲間で、血は吸いません。
ちょうど口には小さなガをくわえていました。

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よくよく観察すると、大きな複眼とふかふかの毛、小麦色が何とも秋らしく、いい感じです。

寒くなって昆虫たちも動きが鈍り、間近で観察するにはよい季節です。
「ムシって、ちょっと気持ち悪い」と思われる方も、じっくり観察することで、新たな印象をお持ちになるかも知れませんよ。

(T-村)


おまけ
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やはり、黄葉には青空が良く合います。

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■企画展情報

『奥日光の紅葉展』 11月24日(月)まで開催

紅葉の仕組みや奥日光の紅葉する樹木、奥日光の紅葉スポットを紹介しています。紅葉散策へ出かける前にぜひお立ち寄りください。体験やクラフトコーナーもあります。

2014 奥日光の紅葉アルバム

奥日光各地の紅葉の最新情報をチェック!!

■イベント情報

奥日光いきものつながり調査会Season4-③

11月8日(土)

場所:小田代原周辺

午前は自然解説員によるガイドウォーク、午後はシカ食害防止ネットの設置体験と、自然を知り自然を守る観察会です。
参加費は無料です。お申し込みはこちらから