戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

明後日に期待

2010年10月09日 | 自然情報

奥日光の紅葉の状況は2010年奥日光紅葉アルバム(まだ、知らない人のために念のためにリンク!)にてご紹介していますが、たまには本記事で…

10月!3連休!!とくれば奥日光に下から通勤している身として怖いのが渋滞(お客さんがたくさん来てくれるのは非常にありがたいんですが)。で、いつもよりも1時間+α早く家を出てきたら・・・道はガラガラのスカスカ、なんてこったい!とびっくりしつつも出勤前に湯ノ湖と竜頭滝へゴーしてきたのでご報告なのです。

まずは竜頭滝下

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ついで滝上

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数日前のフォトアルバムの画像と比較すると…あまり進んでない?でも滝上右岸側と滝下の赤色は濃くなってきた気がします。

そして湯ノ湖は

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兎島の赤が増えてきたかしら?という状態。でも結構きれい。

といった感じ。紅葉の進行としてはやや足踏みしつつ、じわじわ進行しているような状況かな。

でも今朝の天気はやる気満々の曇り空(実際、この後すぐに雨が降り出して、午後には土砂降りになってしまったし…)天気がよければもっときれいに見えたはず…。と、いうわけで天気が回復してくる(らしい)明後日に期待なのです。

ただし、私と同じように明後日に期待している人が大勢いたとしたら・・・かなり混雑する可能性もありますので、余裕のあるスケジュール+安全運転+余裕のある気持ち(これ大切!)で奥日光にいらしてください。(仲)

ちなみに、今一番人が集中するであろう竜頭滝の駐車場情報についてはちょうど良い記事があるのでコチラを参考にしてください。


西ノ湖を訪ねて

2010年10月07日 | 自然情報

さぁ、西ノ湖へ!

シカが3頭出迎えてくれました

シカと目が合っている感覚が、なんだかとっても嬉しいのです!

そんな出会いを楽しみつつ、カラマツ林をぬけると…

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昨日の雨で、できた水たまりに遭遇。

よく見ると…

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葉が水面に落ち、葉を落とした木が水面に映り込んでいました。

見る角度を変えると、新たな発見があるのですね。

とても美しい光景でした

…そして、西ノ湖へ到着。

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湖をかこむ山々の緑は、全体的に黄色みがかってきています。

訪れた時の色合いを楽しみながら、

秋の奥日光を見つめてゆきたいです

(りょ)


見頃です!

2010年10月05日 | 自然情報

今日は湯元の奥にある刈込湖に行ってきました。

登り始めはダケカンバやミズナラの黄色が多く、

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峠を過ぎたあたりから山肌に赤い色が!

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カエデの仲間が赤く輝くように色づき、「燃えるよう」という表現がぱっと思い浮かびました。

刈込湖 へ着くと、紅葉はばっちり見頃です

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全体的に黄色、山の稜線沿いに赤い色がのっていました。

木によって、育ちやすい環境が違うんだなぁ。というのが分かりやすいですね。

山々が鮮やかに彩られ、もう最高でした

      

他のスタッフ情報では、金精峠や山王峠も見頃でカエデ類の赤がキレイとのこと。

もう一気に進んでいますよ~。(はる)


竜頭滝の紅葉情報

2010年10月04日 | 自然情報

紅葉アルバムにて連日お伝えしておりますが、今みなさんが気になってしょうがないのは竜頭滝の紅葉でしょう。(ですよね??)

なので、ブログにも載せておこうかと思います。

それではまず滝上↓

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ミズナラの黄色がいいですねー。

赤やオレンジもちらほら目立ってきています。

お次は中段↓

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うん、随分色づいた。いいぞいいぞ!

そして正面はと言うと↓

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どうですか?もう結構良いんでないの?

最近の進み具合を見ていると、見頃は今週末かなぁ?

お!ちょうど三連休!

ということで、この三連休はぜひ奥日光に遊びに来てくださいっ!!(しょ)

その他湯ノ湖畔や金精峠周辺なども続々と色づいてますよ。

こちらは紅葉アルバムをチェック!→http://nikkonsm-akanuma.blog.ocn.ne.jp/photos/10kouyou/index.html


マスの採卵体験

2010年10月03日 | イベント情報

毎年恒例のこのイベント。今年は10周年スペシャルということで、

マス汁の試食ありなど盛りだくさんでした。

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ホンマスのお腹を切って卵をとりだしたり、

(かわいそうと思うかもしれませんが、どっちにしろホンマスは

卵を産むと死んでしまうんです)

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マスのエサとなる川虫をつかまえて観察したり

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さかなと森の観察園を見て触って探検したり、

最後には中禅寺湖で稚魚の放流もしました。

魚が生きるためは、きれいな川にエサの川虫が必要です。

川虫は落ち葉を食べます。

落ち葉は豊かな森が作ってくれます。

生き物もやがて死に森へかえります。

そして森が木々や小さな生き物を育てます。

実はすべてつながっているんですね~。

食・森・川を通して命のつながりを感じた1日でした。

来年も開催予定ですのでお楽しみに。(カナ)

※このイベントは中央水産研究所日光庁舎、全国内水面漁業組合連合会日光支所、自然公園財団日光支部、日光自然博物館の4施設の共催で行っています。