戦場ヶ原からこんにちは

日光自然博物館がお送りする奥日光の自然情報+αです。

親子で雪の運動会2015申し込み締切日延長のお知らせ

2015年01月17日 | イベント情報

今月31日(土)に開催が決定している

「親子で雪の運動会2015」の申し込み締切が本日まで!

となっていましたが、まだ定員に余裕があることを受け、

一週間後の24日(土)まで追加申し込みを受け付けます。

真っ白な雪原を走って、転んで、皆さんの笑顔で温かくなりましょう!

博物館HPの専用フォームより、お申し込みくださいませ。

イベント詳細についてもご遠慮なくお問い合わせください。

また、本日までにお申し込みいただいている方々は、抽選なくご案内できることとなりました。

本日発送いたしますイベント要項等の到着を今しばらくお待ちくださいませ。

当日の天気に恵まれますように!存分に冬の奥日光を楽しみましょう!!(たか)

 

 


新・山の上からこんにちは vol.91

2015年01月16日 | 新・山の上からこんにちは

こんにちは、日光自然博物館です。
奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

■今朝の奥日光 -2℃(博物館周辺 8:30現在)

今回は博物館から歩いて歌ヶ浜の駐車場やイタリア大使館記念別荘公園の方まで行ってきました。

お目当てはこれ!

 「しぶき氷」です。

中禅寺湖の水が強い風によって湖畔の木々や岩などに吹き付けられ、凍ってできたもの。

奥日光の冬の厳しい環境だからこそできる「氷の芸術品」です。

まるでシャンデリアのガラス装飾品のような氷もありました!

細い部分の氷などは、風が強ければすぐに折れてしまうのでいつも見られるわけではありません。

氷がとけたり凍ったりを繰り返し、形が日々変化していきます。

 

当日(1/14)はこの季節にしては暖かく、太陽の光がまぶしいくらい!

 足元の雪がキラキラと輝き、本当に綺麗でした。

 

その後、歌ヶ浜からイタリア大使館別荘記念公園の方へ向かいました。

 

 建物は冬期休館中で入ることはできませんが、中禅寺湖の方を見ると・・・

こんな景色が広がっていたのです!

穏やかな天気のおかげで波もなく、まるで鏡のように男体山をはじめとする山々を映し出していました。

湖畔はとても静かで、鳥の声や水鳥が水中に潜る「ちゃぷん」という音以外には何も聞こえません。

本当に贅沢な空間でした!

帰りに「アオゲラ」を発見!!

 

穏やかな日であれば中禅寺湖畔をゆっくり散歩するのもおすすめです。

しかも、しぶき氷ができていた歌ヶ浜には無料駐車場があり、車で来られる便利な場所でもあります。

(ただ、凍結している所もありますので、歩行には十分にお気をつけ下さい。)

 

ぜひ皆さまも、冬ならではの奥日光の景色を見つけにいらっしゃいませんか!

 

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■イベント情報

≪1月≫
平成27年1月25日(日)『奥日光いきものつながり調査会season4』  
雪がいっぱいの冬の湯ノ湖周辺!
スノーシューをはいて水鳥や冬芽などのいきものつながりを探しに行こう!
申し込み締切:1月18日(日)                                                  

平成27年1月31日(土)『親子で雪の運動会2015
雪の世界で大はしゃぎ!走って、転んで笑顔がいっぱい!                                                          申し込み締切:1月17日(土)

≪2月≫
平成27年2月1日(日)、14日(土)、28日(土)『スノーシューで雪の森へ!2015
いざ、奥日光の白銀の世界へ!!
自然解説員と一緒にネイチャーウォッチングや雪遊びを楽しもう!!
申し込み締切:各日1週間前必着

平成27年2月21日(土)『スノーシューで雪の森へ~アニマルトラッキング・スペシャル!~
静かな静かな雪の森、動物たちの暮らしをのぞいてみよう
申し込み締切:2月14日(土)必着

2015年冬イベントの詳細はこちら

■企画展情報
『地域の記憶展~「先生」とよばれた二人の写真屋~』
平成26年12月2日(火)~平成27年3月29日(日)
中禅寺湖畔の歴史の紹介に加え、貴重なカメラなども展示しています。

■館内イベント情報
『冬のクラフト工房』
松ぼっくりや自然石を使ったクラフト体験を、入館料のみでお楽しみいただけます。


スノーシューコースでは、このような点に注意!

2015年01月15日 | 自然情報

今日は、スノーシューコースの下見に

金精の森・石楠花平コースと小峠コースに分かれて行ってきました。

積雪量は約70~90㎝ですが、今朝は気温が0℃と暖かかったので、

雪が適度に湿り、歩きやすかったです。

(金精の森コース)

ただし、昼過ぎからは雪が降り始め、

今夜から明日の朝にかけては、数十㎝の積雪が予想されますので、

明日のコース状況は、大きく変わってくると思います。

そのような積雪量も気になるところですが・・・

その他にもコースを歩く際には、注意していただきたい点がいくつかあります。

たとえば、コース上のこのような穴・・・

リボンや利用者の足跡があるからと油断して進むと、けがにつながることがあるのです。

なぜかというと・・・

こんなに大きな倒木が雪に埋もれているなんてことがあるからです。

 それに、コースの前方だけに集中して進んでしまうと・・・

このようなかかり木を見落としてしまう可能性もあります。

こういった点にも注意しながら、雪の上の散策を良き思い出にしてくださいね。

ちなみに、今回歩いた石楠花平にいく途中には、通称もみの木平と呼んでいる場所があります。

今月31日(土)には、この雪原を会場として『親子で雪の運動会2015』を開催いたします。

おかげさまで、申し込みがすでに最少催行人数に達しているため、

予定通り開催する準備をすすめています。

ただ、まだ定員に余裕がありますので、ぜひご参加を検討していただければと思います。

雪の世界で大はしゃぎしてみませんか?走って、転んで、笑顔がいっぱいのイベントですよ!!

イベントの詳細情報は、こちらをチェックしてくださいね。

(なお、当日のイベント開始時間は10時前後となります)

皆様の参加申し込みをお待ちしております。(たか)

 

 

 

 


冬の小田代原

2015年01月12日 | 自然情報

昨日に引き続き、戦場ヶ原そして小田代原へ行ってきました。

戦場ヶ原の方は昨日のT-村の記事でご紹介しましたので、今日は冬の小田代原です。

 

こちらは小田代原北側のゲートです。

雪が降る前は回転扉がついていましたが、今は取り外されています。

雪が降った分、背が高い方は頭上の木に頭をぶつけないよう注意して下さいね。

 

小田代原展望台付近の木道の状況です。50cmくらいの積雪がありました。

今日はスノーシューを使って歩きましたが、昨日降った雪(15cmほど)の下は締まっているため、頑張ればスノーブーツでも歩行可能です。

 

今日は青空が広がり、小田代原の貴婦人も綺麗に撮れるだろうなー!と期待しながら小田代原展望台へ近づいていくと・・・

風が強い・・・!特に展望台付近は風を防ぐものがないため、地吹雪が通過していきます。

地吹雪も晴れた日に遠くから見れば、雪が渦を巻いて舞い上がる様子は綺麗なのですが・・・せっかくの景色がうまく撮れない!!

 

そんな中でも(仲)が撮った貴婦人がこれ。

雪の中、強い風が吹いても凛と立ち続ける・・・!その姿はいつにも増して美しく見えました。

 

それぞれの季節で全く違う表情を見せてくれる小田代原。

春や夏、そして秋の草紅葉の景色もとても美しいのですが、冬の小田代原も負けてはいません!

ぜひ雪景色の小田代原にも足をお運び下さい!

 

ただし・・・

こちらは戦場ヶ原付近の国道120号の路面状況です。

圧雪状態の部分のほか、つるつるに凍結している箇所もありますので、お車の運転などには十分ご注意下さい。

(玉)

おまけ

ただし・・・Part2

(玉)が書いているように、戦場ヶ原、小田代原周辺は開けているが故に地吹雪がすごいのですが、今日は青空も地吹雪も楽しめてオイシイなぁ、楽しいなぁと言っていられる程度でした。

しかし、地吹雪がより激しい・・・あまりオイシクない日にあたってしまうと、周辺の地形はもちろん自分が歩いている道のちょっと先すら見えないという状況になり、グリーンシーズンなら何でもない所で遭難!なんてことも有り得ます。

冬季のこのエリアを歩く場合は、地図やコンパスを携行の上で十分注意してお願いします。(仲)

 


戦場ヶ原、ぐるり

2015年01月11日 | 自然情報

今日は戦場ヶ原を歩いてきました。

冬の奥日光と言えば、湯元のスノ―シューやスキーが有名。

ですが、戦場ヶ原の散策もおススメです。

 

今日は天気も良く、散策日和。

赤沼から湿原内の休憩所までは、先日のたかの記事と大きな違いはありません。

十分圧雪されており、踏み外しに気を付ければスノ―シュー無しでも歩けます。

 

青木橋を過ぎたあたりからは凍結している箇所が見られ、転倒しないよう注意が必要です。

また、林内では木道からそれた踏み跡もあり、釣られていくとズボっとはまってしまいますので、

この区間はスノ―シューがあると安心です。

泉門池も、雪景色。

木道上は沈みませんが、休憩はちょっと大変そうです。

 

さらに、小田代橋を越えて光徳方面へ向かいました。

こちらも似たような状況で、木道上の積雪は深くても30cm弱、圧雪ないし凍結しています。

北戦場も、なかなかいい感じです。

 

光徳方面へも寄り道しました。

こちらは雪が少なめで、本来隠れるはずのササがまだ見えている状態です。

このように、日向では地面が見えているところも。

遊歩道から外れなければ、スノ―シューが無くても歩けてしまいます。

スノ―シューを使うには、もう少し雪が欲しいところ。

 

そして最後に、三本松近くの国道から見える男体山です。

今回は、スノ―シューを履いた方の他、クロスカントリースキーの方にもお会いしました。

冬の戦場ヶ原、あなたもいかがですか!?

 

(T-村)