黒田晴美の子育てとコーチングと「わたし」

神戸でコーチをしている黒田晴美です。子育て中のママや夢に向かって一歩踏み出したい方のサポートをしています。

コーチングの効用

2009年03月17日 | はるのセッション日記
今日のセッションは、ちょうど1クールの区切りのセッションでした。

最初のセッションでは、
「コーチングで何とかなるもんなんでしょうか?」と不安げな様子で、
「コーチがなんとかしてくれるんじゃなくって、
実際に○○さんが行動されるかどうかですよ」とお伝えしたのを覚えています。
その日のセッションでは、帰省した時にお母さんやお姉さんに
あんなことをいわれた、こんなことをいわれたというのが多かったです。
あとご主人への不満。
だけど、その日のセッションですでに、
”ご主人のいいところだと思って認めていることなのに、
なぜかイライラしている自分”に気付かれました。

それから、90日の間には数々の報告メールが届き、
時には「『聴く』と『聞き出す』は違いますよ!」と即行返信したこともありましたっけ(笑)

こまめに報告してくださると、
万が一方向性が違っていたときにすぐ修正がききます。

なんでも私のメールはしっかりと保護メールにして、
何度も読み直してくださっているのだとか

そして、今日のセッションでは、
4歳になる娘さんが、
Iメッセージでフィードバックをしてくれた話を聞きました。

もちろん、お子さんにはそんなことは教えてはいません。

だけど、日頃のお母さんの言葉かけを真似して、
自分の気持ちを伝えようとしてくれたんでしょうね。

以前だったらこじれてしまっていたことも、
すんなりと収まることが増えたそうです。

子どもは知らず知らずのうちに、
親をコミュニケーションのモデルにしてるのでしょうね。

家で自分を受け止めてもらえたら、
きっとお友達の気持ちも受け止めてあげられるようになるのだと思います。

つい勘違いで怒ってしまったとき、
きちんと親が「ごめんね」と謝ったら、
すんなりと「いいよ!」といってくれたそうで、
子どもって寛容ですね~といっておられたのが印象的でした。

コーチングのセッションを受けた後は、
その振り返りをご夫婦でされているそうで、
コーチングを受ける前とでは、ご主人の態度が変わったそうです。
以前は、ご主人のお子さんとの関わり方にイライラすることが多かったそうですが、
今では夫婦で子育てに対する同じ価値観を共有している感じがするそうです。
そして、お子さんの側に立って、気持ちを考えられるようになったそう。
今までは、自分の気持ちに焦点が当たっていて、
相手の立場だったらどう思うかということを考えられなかったんですよね。

そういえば、最初の頃、お子さんの観察日記をつけるといっては、
ご自分のイライラ日記になっているとおっしゃっていましたっけ(笑)

セッションの回を重ねるごとに、
スカイプ越しの声もどんどん明るくなっていきました。
今日はとってもテンション高く、
ご家族でスイミングに通いだしたことをお話してくださいました。

私の小冊子「いつもニコニコ晴れやかに♪子育てコーチングのある暮らし」も、
活用してくださっているのだとか。

幼いころからコーチングスキルに触れていると、
人とのコミュニケーションが楽になります。
これからのお子さんの成長が楽しみですね

どうもありがとうございました