もう一つの学芸会

今日はもう一つ、学芸会に行ってきました。
それは近所のＩ小学校の学芸会。

ののこが一年生の時から、行事の度に招待してくれていて
運動会、クリスマス集会、節分集会など、
生徒が作った可愛い招待状もいただいたりします。

ののこの体調とか、天候などで、
行くつもりだったのが突然キャンセルすることもあり、
準備してくださった先生方にもご迷惑をかけているのに、
こうして今年もお誘いを受け、本当に嬉しいです。
去年は入院していて見に来られなかったから学芸会は２回目。

今日はとても寒くって、初雪が降るかも？って天気だったけれど
せっかくの招待を無にするなんてもったいない！
ののこもまずまずの調子だったから、行ってきました。

校内は寒いですから暖かい服装を・・・
と、教頭先生が電話で言われた通り完全防備で準備完了！
（長袖の肌着に股引、上着にはフリースを着て毛糸の靴下を履き毛布でくるみました。どうだ！）
校舎は建て替えを始めているくらい年季が入っているため廊下は寒いけれど
体育館の中はそうでもなかった。みんなの熱気かな？

いざ体育館に入ったら全町民が見に来てる？ってくらい客席は満員状態。
私たちは一番前の「優先席」と張り紙がはってあるところに通されました。

学校に着いたのも遅かったから、見た演目は２つ。
（ウチから車で２分かからないはずなのに・・・なんでだ？）
５年生の劇「モモンガ２００６」と全校合唱「気球に乗ってどこまでも」を
見て帰ってきました。
劇はミュージカル仕立てで、現代の風刺もちょっぴり入っていて面白かった。
５年生ってこんなに長いせりふ覚えられられるものなんだ～って感心しちゃった。
全校合唱はなかなかの迫力！
６０人前後の小さい学校だからとあなどってはいけません。ののこの補聴器あわてて外したくらい。
特等席だったから子供達の顔がよく見えて、
知ってる子を見つけては「大きくなったな～」と感心しつつ
ののこもここに混ざって一緒に合唱してたかも・・・なんて思っちゃいました。

ののこもおとやんに抱っこされながら、しっかり見ていたみたい。
ニコもぐずりもせず、めんこちゃんでした。


でも、一番面白かったのは隣に座っていた２年生の子供達。
私たちが席にすわったとたん、興味新々らしく目の前の舞台そっちのけで質問攻め。

「だれ？」から始まり、
「何の病気？」
「聞こえるの？」
「話せるの？」
「手術したの？泣いた？」
最後には「この子（ニコ）もその子（ののこ）みたいになるの？」まで・・・
一通り質問したら納得したのか、そのうちニコをあやしながら遊んでくれていた。
子供って素直だ。
こうやってずばっ！っと聞いてくれる方が、ちらちら見られているより
ず～っといい！

しかし久々の質問攻撃で私の方がきちんと答えられなかった。
「何の病気？」で、『難しい病気』と答えたのは間違っていたな～
ちゃんと『脳神経の病気だよ』って答えてあげたかった。
普段引きこもっていて決まった人としか会っていないから、質問を受ける立場ってこと忘れてたよ。

今日はののこより私の方が良い経験しました。
Ｉ小学校の先生方、生徒のみんな、あちがとうございました。
次からは、心の準備して臨まなきゃ。
今度会ったら何を聞かれるんだろう・・・どきどき