狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

2009-10-16 04:56:51 | ひとりごと



人、それぞれで、闘志を剥き出しにする人と、表面は穏やかでも
秘めたる闘志・・の人がいる。「静と動」とか「柔と剛」とかでも
対比表現される。今はお二人とも現役を引退されたが野球界では
「長島と王」相撲界では「大鵬と柏戸」とかに良く使われていた。


僕自身はどうか?と考えると「秘めたる闘志」の方に入るだろうか
表には出さなくても最後までやり抜く闘志と気迫は持っていた・・と
思う。・・と思うが病の事になると「闘志と気迫」だけでは如何とも
しがたい時もある。


痛みが激しい時には動きたくても動けない。腹立たしく,悔しい。
それでも、少しでも具合が良いときは散歩に出る。まだ、せいぜい
40分から1時間程だが、それでも歩けるようになってきたことは
有り難く,嬉しい。


朝起きて、先ず布団の中で、そっと手足を動かしてみる。
次に、力が入るか痛みは無いか・・と力を入れてみる。起き上がるのは
それからで、我ながら何と用心深いものかと、思う。無意識に手足を
動かして、何度も酷い目に遭っている。


さほど握力は無いにしても、手でものを掴めることが嬉しいのである
動作は鈍い。手足を早く動かすことか、まだ出来ない。今は自分の
力で、起き上がり、立ち上がり、歩ける事が嬉しい。


昔の僕を知る人が、今の僕の姿を見たら、多分驚くのだろう・・と思う
それほど元気で病知らずだった。


今は、自分の病と相談しながらの生活である。