5日目

音沙汰無しが5日目になった、今度は1週間に、そうして10日に
なりやがて音沙汰は無くなってしまうのだろうな・・・。


それはそれで仕方がない。生活状態が判らないのだから、あん
まり此方から連絡を入れる事は出来ない。
最後のメールは27日の朝に送った。


もしかしたら○○に見られたのかも・・・そんな事を考えると
余計に送れなくなった。


「元気、何してる？」なんて、ヒョッコリ返事が来るのかも
しれないし・・・ビデオにはまって居るのかもしれないし・・・。


このまま無縁になっても仕方がない事なのだから・・・と自分に
言い聞かせてはいる。


予定は総てが未定なのだ、未だ列車の予約さえしていない
此方からは始発だから、独りくらいなら自由席に乗ったらいい
そう考えている。出掛けることは既に了解を得ているから、万一の
場合でも独りで行くしかない。それはそれで、また違う楽しみ方も
あるだろう・・・と、思う。


変な時間に目が覚めて、色々と考え事をしていたら、眠られなく
なってしまった。街は既に活動を始めている、新聞配達のバイク
の音がしている。


晦日の寒い早朝、コーヒーもホロ苦い。

食い意地・・2

里芋

もう殆ど無いが、今年も北上名産の「二子里芋」を取り寄せた
この里芋は粘りが強く、モチモチした食感がなんとも言えない
最初は「里芋とイカの煮物」次が「豚汁」そして「おでん」に
入れた。食べ方は色々だが、どうやって食べても、実に美味い。


三宅島がああなる前は、三宅島の里芋を好んで食べていた
カミサンの姉の旦那が三宅島出身で、今でも兄弟が居るし親戚も有り
そういう関係で、里芋は頂き物でした。


毎年送られてくるのを心待ちにして、先ずは「豚汁」にして頂いた
ものです。三宅島の里芋は二子里芋とは正反対で、粘りは有りません
が、実に美味い里芋でした。豚汁にすると、仕舞いには溶けてしまう
程でした。それがあの噴火以来届かなくなって・・・


色々な里芋を食べて見ましたが、三宅島の里芋に勝る物には行き当た
りませんでした。そんな折りに知ったのが「二子里芋」でした。
以来3年続けて取り寄せています。


5Kg入りを取り寄せたのですが、今し方箱を覗いてみたら10個ばかりが
残っていました。イカと煮付けたのも好きですが、豚汁にして貰う
つもりです。大鍋に一杯作っておくと二三日は楽しめますからね。
最後には雑炊にして頂けますしね・・・。


カミサンと二人だけの生活ですが、鍋物とか、大体多目に作ります
少しばかり作っても美味しくありませんしね。その代わり。二三日同じ
ものを食べる事にはなりますが、決して厭では有りません。


矢張り僕は「食い意地」が張っているのでしょうね・・・。

白髪

白髪は必ずしも頭髪にだけ出るものではありません
不惑の年を幾つか過ぎた頃、当時付き合っていた彼女が
「アッ白髪・・と言って、毛抜を出してきて、それを抜き始めました」
それが日頃見ることがない下部に、白髪が出てきたことを知らされた
日・・・であり、自ら自認した時でした。



女性のことは僕には判りませんが、可成りショックを受けたという
記憶があります。あれ以来時に自分で確認して、有れば抜く事に
していました。会えなくなって2週間余、見られることがない事を
良いことに、確認することを忘れていました。


夜、風呂に入るときに、何気なく覗いて多くの白髪を見いだし慌てて
毛抜きを取りに行きました。いい年のオジンが薄暗い脱衣室で下の白髪
を抜く姿を、自ら俯瞰して想像し、苦笑してしまいました。


当然のことながら、頭髪には白髪が多くあります。染めようという気は
有りません。自然のままで良いと思っているからですが、そのくせ下の
白髪を抜くのは、体裁でしょうか、男としての見栄・・でしょうか？


ゴルフ場などの風呂場で他人の白髪交じりの其所を目にすることが有り
ますが、そういう時には、矢張り（年）を感じたりします。自分は他人
からそう思われたくない・・という見栄が働くからかも知れませんね。


見られる事がない・・の白髪を抜きながら苦笑する夜でした。

食い意地

あの時食べた○○の味が忘れられない・・とか
あの時誰々が食べていた○○が美味しそうだった・・とか
僕は時々口にする。カミサンに「食い意地が張っている」からだ・・
と言われる。僕もそう思うが、ついつい口に出してしまう。


決して高級な食べ物ではない。記憶にある一番古いモノは、小学2，3年
の頃、それまで脱穀は足踏みの機械でしていたのが、発動機なるものが
出来て、我が家にもやってきた。小屋の前に発動機を据えて機械で行う
脱穀は、それまで幾日もかかっていた作業を1日で終わらせた。


その作業に来ていた人が、お昼の弁当のおかずに「すぼつき蒲鉾」を
持ってきていた。僕はその人がすぼの麦わらを手で取り、頬張る姿を
見ていて「食べたい」・・そう思ったのだった。


次は小学5年生の時、家庭科でカレーライスを作って食べることになった
のだが、隣の席の郁ちゃんが、今で言う「シラスの卵とじ」をおかずに
持参して食べていた。それを見て「食べたい」・・・そう思った。


3っ目は中学の遠足に、友達がソーセージを丸ごと1本持ってきていた
その頃ソーセージは普通の家庭では口にする事はなかった。
美味そうに食べるのをみて「食べたい」・・・そう思った。


それ以外で「食べたい」・・と思ったことは記憶にない。
子供の時「食べたい」と思った「すぼつき蒲鉾・シラスの卵とじ・
ソーセージ」は、今でも僕の好物の一つになっている。


流石に今は、シラスの卵とじ以外を生で食べることはないが、おでん
の具材にしたり、ソーセージの卵とじにしたりして食べている。


写真は2，3日前から咲き出した「コルチカム」いまの時期は花だけ
が咲き来年春に葉だけがでてきます。面白い性質ですね。

人気投票ではないが・・・

プロ野球界は2009年に開催されるWBCの監督問題で揺れています
そんな中に有って「WBCの監督にふさわしいと思うのは」のアンケート
の結果を見たら、1位は楽天野村監督で31㌫、2位には中日落合監督で
15㌫、3位には元ソフトバンク監督の王で14㌫、次いで元ヤクルト監督の
古田で13㌫。この4人だけが10㌫以上の支持がありました。


今回、ほぼ「決まり」と言われている巨人原監督は2パーセントに過ぎ
ませんでした。人気投票では無いけれど、何で野村監督ではいけない
のでしょうか？某球団のW氏が賛成しないから・・・でしょうか？


日本一の監督を・・で決まりかけて居ながら、まだ日本シリーズも
始まっていないこの時期に何故「原監督でほぼ決まり」なのでしょう、
なんか裏工作が有ったような、スッキリしない決まり方ではないで
しょうか。


今度のWBCはディフェンディングチャンピオンとして出る訳で、優勝
出来なくとも、ディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしくない
野球をしなければなりません。北京のような姿は見たく有りません。


一番良いのは王前監督ですが、ソフトバンクの監督を辞めて居るし、
チームは最下位に終わりましたから、絶対引き受けないでしょうね
残るは野村・落合・古田の3人でしょうが・・・野村監督は、礼を持って
頼めば絶対引き受けると思うのですが・・・。


今更何を言っても仕方有りませんか、たまたま13ゲーム差をひっくり返し
て優勝したからと言って、WBCの監督が出来ると、僕は思いませんがね。
こんな事を言うと、巨人ファンに怒られそうですが・・・。


何かスッキリしない決まり方ですね。

意外？

男子の「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」では矢野東が
勝って今期二勝目をあげました。石川遼も3日目4日目と67で回り
12位タイと健闘し賞金282万円を獲得し、総額も4200万円となり、先週
の19位から18位と順位を一つ上げています。


一方女子の「マスターズGCレディース」では大山志保が今期初優勝を
飾り、2214万円を獲得し、前週までの16位から一挙に7位まで上がって
きました。横峰は未だ勝てず4位タイで終えました。


以前、生涯獲得賞金と出場した試合数とで、1試合あたり幾らの賞金を
稼いだかを調べて見ましたら、10億円を越した不動は1試合366万円を
2位の福嶋晃子は1試合243万円を稼いでいます。


今期不動の出場数は19試合、賞金額は7536万円で1試合396万円となり
生涯獲得賞金を試合数で割った1試合あたり366万円とほぼ同じです。
意外なのは、平均ストロークで、賞金ランキング10位の原江里菜まで
72を切る71.9490なのに対して、6位の不動は72.0345で12位なのです。
それなのに今期は既に4勝を上げ、賞金ランキングでは6位につけています。


6年連続賞金女王になった最後の年（2005年）は12246万円を稼ぎ
平均ストロークは70.5584で1位、その他の部門でも殆ど1位をしめて
いましたね。今年と比べたら1．48ストロークも違い、3日間だと
4．4ストロークも違ってきます。今年4日間トーナメントに勝てない
理由（特にメジャー）は此処に有るような気がします。


1試合あたりの獲得賞金ではダントツで宮里で515万円、2位が不動と
言うことになり、上田は342万円を稼いでいましたね。あくまで日本
国内でのデータですが・・・意外ですね。

今年は・・元気だ

今年の秀明菊は元気だ。今も沢山の花を咲かせている。
夏が来る前に一回り大きな鉢に植え替えをしたのが良かったようだ
お陰で、夏の暑い時期にも水切れを起こさなかった。


秀明菊には何色かの、花の色がある。
薄いピンクに濃いピンク八重咲き一重咲きに純白
濃いピンク色の花は別名で「貴船菊（きぶねぎく）」と言うようです
が、京都の貴船地方に多いことによる・・とのこと。
家に有るのは写真の通り「純白の秀明菊」です。


2週間ほど前に鉢物の草取りをしたのですが、この時期雑草の勢いは
強く、土曜日に半日かけて草取りをしました。45L入りのゴミ袋一杯
になりました。綺麗に草取りをして困るのは、ネコが糞をすることです
まだ、葉や花が咲いている鉢はそういう心配は無いのですが、春咲きの
球根を植えた鉢や、枯れてしまった鉢は土だけになりますからね。


先日も、洗濯場にゲロを吐かれて、二三日悪臭に悩まされましたよ
北側の家の飼い猫なのですがね～飼い主は何も知らないのでしょうね
犬なら鎖に繋いでおけば・・・ということが、ネコはそうはいかない
のでしょうね。我が家を縄張りだと思っているようです。


先に日本シリーズ出場を決めた西武の対戦相手が決まりましたね
読売ジャイアンツです。中日を3勝1敗1引き分けでの出場決定でした。
1勝はアドバンテージでしたから、実質は2勝1敗1引き分けですが・・・。


ヤクルトから最多勝投手のクライジンガーとラミレス。横浜から押さえの
クルーンを、昨年は日ハムから小笠原を獲っていますから、毎年凄い
補強をしてきました。やっとその結果が半分出た・・・感じでしょうか。


これで日本一になれなかったら、誰か責任を取らされるのでしょうか？
それとも責任は、誰も取らないのでしょうかね？


今年はセパ共、二位以下のチームに勢いが無かったですね、昨年の
中日のようにはいきませんでした。セパともリーグ優勝を果たした
チーム同士の戦いは来月1日から、東京ドームで始まります。WBCの監督
問題も絡まって、話題の多い日本シリーズになることでしょう。

それでも・・約1日

会うことは叶わない・・・そう思っていた
それが、会えるようになった、しかし24日の後の話である

録画したビデオの早送りのように、時間を早く進ませる事が出来るなら
30倍速で進めたいが、それでも「約1日」会えない・・・という事になる
24日間はそれほど長い。


気持ちの中に仕舞い込んで居たモノが、表に出ると、苦しさが募る
募る思いをどう落ち着かせるか、新しい悩みが生まれた。

現実には、日時は早送りが出来ないから、これから576時間我慢しなけ
ればならない。途方もない時間であるし、また待ち遠しい時間でもある。


彼の地には一度行ったことがある。4月の始め頃で桜が満開だった
街の中を川がセパレートして、両岸には柳の木が有った。

旨いコーヒー屋が有り、美術館が有った。名前は忘れたが、帰りに
地酒を買った、これが大変美味だったと記憶している。


今度は時間的余裕がないから、独りで散策する事になるのだろうか
それも致し方ない。折角彼の地に行くのに、行かない・・というのも
申し訳ない気がする。


ま、何れにせよ、24日も後の話である。
写真は、今が盛りの菊の花です。

秋に「花粉症」？

昔、杉や檜による花粉症が一般的に知られて居ないとき、背高泡立草
という外来種の花（写真）は、アレルギーの大元と、言われていた時期
が有りました。幸いにも僕は花粉症でもアレルギー体質でもないので
花粉症とかで苦しむことは、今のところ有りませんが、そういう体質の
人にとっては大問題だったのでしょう。


この時期に「花粉症」を引き起こす植物は「ブタクサやヨモギ」と
言われていますね。この時期結構飛散しているとのこと。
杉や檜の花粉の大きさに比べたら、1/3位の大きさだそうです。
お気をつけ下さい。


この「ブタクサ」に間違えられ易いのが「背高泡立草」なのですが
僕は嫌いな花では有りません。北アメリカ原産の帰化植物で戦後、各地で
大繁殖したようです。花言葉は「元気・生命力」。


この歌が有りましたよ。
調べてみたら「セイタカアワダチソウ」（1977年）十朱幸代・・が歌って
いましたよ。この歌、若いときに聞いた記憶が有ります。

想像以上

先週2回に渡りNHKで放送された「世界同時食糧危機」を見て、想像以上
の危機である事が伺えた。最早遺伝子組換え作物は食べない・・・と言って
居られない状況下にある。アメリカの遺伝子組換え種子の販売は1兆円規模
までに成長している。


かってソビエトだったウクライナでは、補助が受けられず休耕となっている
畑は、先進国が借り上げて農作物を作り始め、最早日本の企業が入り込む
余地さえない。個人的にウクライナに入り大豆を作ろうとしている日本人が
居るが、当初300ヘクタール借りられる事になっていたのに、5ヘクタールに
縮小された。個人の力の限界であろうか・・・。


ウクライナの土地は真っ黒で肥沃だとのこと、本当にこれからでも
入り込める余地はないのだろうか？一個人の力には限界がある。政官財
タッグを組まないと見通しは暗い。


東京では妊婦さんが受け入れて貰えず亡くなる・・という悲しいことが
起きている。改革に規制緩和、一体何処まで住みにくくなるのだろうか？
改革をうたい文句にしていた首相が辞めて、二代続いて無責任な辞任
今度の首相は庶民感覚からずれた言動に終始していますね。


早く国民の信を問う選挙をするべきだと思います。


写真は能古の島で写した葉鶏頭、これが本当に最後の写真です。