平成16年12月23日の朝日新聞において、天皇陛下のお誕生日の文書回答についての記事が掲載されている。
「苦渋にじむ直截な表現」という見出しの下、編集委員・岩井克巳氏によって解説が書かれており、その中に、「気になるのは、憶測が広がり、様々な人が傷つきつつあることに対して、皇太子ご夫妻からブレーキをかける強い意志が感じられないことだ。両陛下が心を痛めていることや、自分たちが務めを十分に果たしていないことについて率直にわびる言葉も聞こえてこない」という箇所があり、皇太子同妃両殿下に対して痛烈な批判を行っている。
両殿下におかれては、公人として、様々な批判を受け止めなければならないお立場であるし、批判の内容自体は、一つの考えかもしれないが、私は、岩井氏の批判については、許せないと思う。
すでに世間では忘れられているのかもしれないが、かつて、皇太子妃殿下のご懐妊について、まだまだ極めて不安定なごくごく初期の段階で突然のスクープを行い、その後、妃殿下が流産されてしまったという事件があった。
また、最近では、清子内親王殿下と黒田氏とのご婚約について、皇室・黒田家の都合も全く考えずにスクープとして報道し、関係者に随分と迷惑をかけたものである。
すなわち、朝日新聞というのは、とうてい、皇室に対して偉そうなことを言えるような存在ではなく、むしろ、皇太子同妃両殿下に対しては、加害者とでも呼ぶべき存在なのである。
そのことを踏まえれば、今回の記事については、加害者が被害者に説教を垂れるような話であり、こんなことが許されていいのかと、叫びたくなる気持ちである。
人間として、絶対に許すわけにはいかない
「苦渋にじむ直截な表現」という見出しの下、編集委員・岩井克巳氏によって解説が書かれており、その中に、「気になるのは、憶測が広がり、様々な人が傷つきつつあることに対して、皇太子ご夫妻からブレーキをかける強い意志が感じられないことだ。両陛下が心を痛めていることや、自分たちが務めを十分に果たしていないことについて率直にわびる言葉も聞こえてこない」という箇所があり、皇太子同妃両殿下に対して痛烈な批判を行っている。
両殿下におかれては、公人として、様々な批判を受け止めなければならないお立場であるし、批判の内容自体は、一つの考えかもしれないが、私は、岩井氏の批判については、許せないと思う。
すでに世間では忘れられているのかもしれないが、かつて、皇太子妃殿下のご懐妊について、まだまだ極めて不安定なごくごく初期の段階で突然のスクープを行い、その後、妃殿下が流産されてしまったという事件があった。
また、最近では、清子内親王殿下と黒田氏とのご婚約について、皇室・黒田家の都合も全く考えずにスクープとして報道し、関係者に随分と迷惑をかけたものである。
すなわち、朝日新聞というのは、とうてい、皇室に対して偉そうなことを言えるような存在ではなく、むしろ、皇太子同妃両殿下に対しては、加害者とでも呼ぶべき存在なのである。
そのことを踏まえれば、今回の記事については、加害者が被害者に説教を垂れるような話であり、こんなことが許されていいのかと、叫びたくなる気持ちである。
人間として、絶対に許すわけにはいかない